京都・烏丸御池の焼き鳥 串くら本店では、2026年12月3日(木)まで「秋の特別コース」を提供しています。炭火串焼きに、木の子鍋や土鍋の栗ご飯を合わせた、本店限定の季節の献立です。
烏丸御池駅近くにありながら、店内は落ち着いた京町家の空間。茸の香りや栗の甘みを楽しむ、食べ応えのあるコースを編集部がいただきました。
本店限定「秋の特別コース」は今年初登場
「秋の特別コース」は7,000円(税込・サービス料別)。炭火串焼き6本に、木の子鍋、季節の天麩羅、栗ご飯などを合わせています。
これまでも季節に合わせて献立を変えてきた串くら本店。今年は春、祇園祭、秋と、季節の食材を打ち出した特別コースを展開しています。
価格が上がっても、より上質な料理を楽しみたい。ガイドや旅行会社、お客様から寄せられた、こうした声がきっかけの一つだったそうです。
東京の串くらは惣菜や弁当の販売店のため、今回のコースを味わえるのは京都の本店です。
きのこの香りと栗の甘みを楽しむ、秋のコースを実食
コースは、お通し(柿と春菊の白和え)やスティックサラダ、手羽先の素揚げに、炭火串焼き6本。季節の天麩羅、木の子鍋、栗ご飯・お漬物、デザートまで揃います。
甘じょっぱく、まろやかなサラダの合わせ味噌

スティックサラダに添える合わせ味噌は、自社のセントラルキッチンで手作りしたもの。甘じょっぱく、塩味に角のないまろやかな味わいです。
お客様から「買って帰れませんか」と尋ねられることもあるそう。野菜に添えられた味噌のおいしさに、ほかの料理への期待も高まります。
いが栗に見立てた、栗の天麩羅

炭火串焼きとともにいただく季節の天麩羅は、栗、舞茸、かます、菊菜、茗荷。中でも、いが栗に見立てた栗の天麩羅は、今回特に気に入った一品です。
いがのような姿に、どこから食べようか少し迷います。衣をぽりぽりといただくと、中にはほっくりした栗が。栗の甘みと塩味のバランスがよく、見た目も味も秋を感じさせます。
蓋を取ると、ふわりと香る木の子鍋

そして、コースのメインは「木の子鍋」。運ばれてきた鍋の蓋を取ると、きのこのよい香りがふわりと広がりました。
但馬どりのもも肉と自家製の鶏だんごに、舞茸、なめこ、小芋、九条ねぎ。ポン酢などは付けず、出汁とともにそのままいただきます。
開発では鴨も候補に挙がりましたが、鴨の味が強く出ることを考え、茸を主役にする方向へ。茸に合う出汁を求め、何度も試食を重ねたそうです。

香り豊かな鍋を味わうと、その話にも納得します。具材だけでなく、出汁のおいしさまで楽しみたい一品でした。
栗の甘みがご飯にも。厨房で手剥きする栗ご飯

木の子鍋とともに、じっくり味わいたいのが土鍋の栗ご飯です。国産の生栗は、厨房で一つずつ手作業で皮を剥いているそうです。
土鍋は人数に合わせて用意。ホールスタッフが食事の進み具合を見て、厨房へ炊き始めの合図を出しています。

栗はほくほく。ご飯にも栗の甘みが移り、優しい味わいに仕上がっています。茸の香りを楽しむ鍋に、栗の甘みを味わうご飯。秋の味覚を堪能しました。
ミルクの甘みから甘酒の余韻へ。「あま酒の氷菓」

コースを締めくくるデザートは「あま酒の氷菓」。
京都・亀岡の丹山酒造による新酒あま酒を使い、塩麹も加えた期間限定のデザート。口に入れると、まず甘いミルクの味わいが広がります。その後、甘酒の風味がしっかりと残り、たっぷり料理をいただいた後の締めにもちょうどよく感じられました。
「あま酒の氷菓」は単品でも注文でき、価格は500円(税込)です。
食べ応えのあるコースに受け継がれる、先代会長の思い

ひと通りいただいて心に残ったのは、一皿ずつ、串一本ずつの食べ応えでした。
その量の背景にあるのは、おいしいものをお腹いっぱい食べ、満足して帰っていただきたいという先代会長の思い。今も店に受け継がれています。
団体の予約であっても、串を先に焼いて並べておくのではなく、来店後に焼き上げて提供するそうです。栗ご飯も、食事の進み具合に合わせて土鍋で炊き上げます。
手剥きの栗や試食を重ねた鍋の出汁、最後のデザートまで。丁寧に作った料理を、おいしいタイミングで、たっぷり食べてもらいたい。そんなもてなしを感じた夕食でした。
このコースをいただけるのは、烏丸御池の京町家

串くら本店は、烏丸御池駅から徒歩数分。高倉通御池を北へ進んだ場所にある、築100年を超える京町家のお店です。

入口から奥へ進むと、中庭を望む客席が広がります。街なかにありながら、落ち着いて食事ができる空間です。

7つある部屋には、「烏丸」「高倉」など京都の通り名が付けられています。部屋ごとの佇まいや庭の眺めにも目が向きます。

個室のほか、目の前に焼き場があるカウンター席も。焼き場には、開業当初から店を支える焼き師もいるそうです。
串くら本店「秋の特別コース」提供概要・アクセス
- 提供期間:2026年10月20日(火)〜12月3日(木)
- 提供時間:17:00から
- 料金:7,000円(税込・サービス料別)
- コース内容:柿と春菊の白和え、スティックサラダ、手羽先の素揚げ、炭火串焼き6本、季節の天麩羅、木の子鍋、栗ご飯・お漬物、季節のデザート
- 店舗:焼き鳥 串くら本店
- 住所:京都市中京区高倉通御池上ル柊町584
- 営業時間:11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:00〜22:00(L.O.21:00)
- 電話:0120-13-8488
- アクセス:地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」1番出口から徒歩約4分
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- 公式サイト・予約案内
※2026年11月3日時点の情報です。
まとめ:秋の京都旅行に、ゆっくり夕食を楽しむ夜を
炭火串焼きに、香り豊かな木の子鍋と土鍋の栗ご飯。秋の京都旅行で、季節の料理を味わいながら、ゆっくり夕食を取りたい日の候補にしてはいかがでしょうか。
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※本記事は、試食取材で伺ったお話と実食体験、公式サイトの情報をもとに作成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

