京都の紅葉2026|見頃はいつ?名所の選び方とライトアップ案内

今熊野観音寺の茶所「閑坐」の窓越しに広がり、床にも映る紅葉
今熊野観音寺の茶所「閑坐」から眺める紅葉(2025年撮影)

京都の紅葉は、2026年はいつ見頃を迎えるのでしょうか。今年の見頃予想と色づき情報、名所の拝観・予約・ライトアップ情報を、エリア別にまとめました。

庭園を彩るもみじ、黄金色に染まるイチョウ、夜の光に浮かぶ木々。寺院から街なかの公園まで、見たい景色や過ごせる時間に合わせて、秋の行き先を探してみませんか。

※掲載情報は2026年10月21日確認。色づき情報の日付は施設ごとに異なります。

目次

京都の紅葉2026|今年の見頃予想と現在の色づき

西本願寺の堂宇を背景に黄葉した逆さ銀杏の葉
西本願寺の堂宇を背景に、黄色に染まる「逆さ銀杏」(2025年撮影)

2026年の見頃予想【10月21日情報確認】

ウェザーニュースが掲載する主な名所の見頃予想は、以下のとおりです。

※出典:ウェザーニュース各名所ページ(2026年10月21日閲覧)。記載日は見頃の開始予想で、気象条件などにより変わります。10月21日は編集部の閲覧日です。

現在の色づき【10月21日情報確認】

ウェザーニュースの「見頃状況」では、**天龍寺は10月20日時点、三千院は10月17日時点で「まだ」**と案内されています。

※「まだ」は情報元の表記です。見頃予想と、現在の色づき状況は異なります。

京都市公式「紅葉だより」は、2026年の紅葉調査を10月30日から開始予定です。京阪の見頃情報は10月23日から提供予定となっています。

なお、ライトアップの開催期間と紅葉の見頃は別です。10月から始まる催しも、開催初日から木々が赤く染まっているとは限りません。

京都の紅葉、どのエリアへ行く?

見たい景色や使える時間から、行き先を選んでみませんか。

  • 東山・岡崎:清水寺や南禅寺などの名所へ。高台寺・永観堂では夜の紅葉も楽しめます
  • 嵐山・嵯峨野:天龍寺の庭園や、石段を紅葉が彩る常寂光寺へ。
  • 一乗寺・大原:圓光寺で書院から庭を眺めるか、三千院を中心に大原でゆっくり過ごす日に。
  • 東福寺・泉涌寺周辺:東福寺の橋から見渡す紅葉や、今熊野観音寺の境内を楽しみたいときに。
  • 京都駅・梅小路:西本願寺や梅小路公園のイチョウ、東寺の夜間拝観へ。京都駅周辺で過ごす日に。

京都のいちばんちメモ
大原と一乗寺は、同じ左京区でも意外と距離があります。どちらも巡りたくなりますが、大原へ行く日は、三千院と周辺の散策でゆっくり過ごすのもよさそうです。

京都の紅葉名所|東山・岡崎エリア

清水寺|舞台と紅葉が重なる秋の景色

ライトアップされた清水寺の本堂と三重塔、夜空を横切る青い光
光に照らされた本堂と三重塔。清水寺の夜間特別拝観の様子

清水寺では、舞台のある本堂と紅葉が重なる秋の景色を楽しめます。日中の境内を巡るか、夜間特別拝観で光に照らされた景色を見るか。旅の予定に合わせて選べます。

夜間ライトアップで照らされた清水寺の三重塔
朱色の三重塔も、夜の境内で目を引きます

2026年秋の夜間特別拝観は11月21日〜30日。期間中は21時30分まで開門時間を延長し、受付は21時までです。事前予約は必要ありません。

  • 例年の見頃:11月下旬〜12月上旬
  • 所在地:京都市東山区清水1丁目294
  • 夜間特別拝観:2026年11月21日(土)〜30日(月)
  • 夜間の受付終了:21時、21時30分閉門
  • 予約:夜間特別拝観は不要
  • 清水寺公式・夜間特別拝観

高台寺|池に映る紅葉と夜の庭園

高台寺の室内から紅葉のライトアップを眺める参拝者
建物の中から眺める、光に照らされた庭園の紅葉

高台寺では、庭園の紅葉や、臥龍池の水面に映り込む木々を楽しめます。秋の夜間特別拝観では、光に照らされた境内を巡れます。

高台寺の白砂の庭とライトアップされた紅葉
白砂の模様と、赤や橙に色づく木々が浮かぶ夜の庭

昼夜の入れ替えはないため、日中から夕暮れ、夜へと移り変わる景色を楽しむ過ごし方も。ただし、退出後は同じ券で再入山できません。

  • 所在地:京都市東山区高台寺下河原町526
  • 秋の夜間特別拝観:2026年10月23日(金)〜12月13日(日)
  • 拝観時間:9〜22時、21時30分受付終了
  • 点灯:17時
  • 拝観料:大人800円、中高生400円
  • 昼夜の入れ替え:なし、再入山不可
  • 高台寺公式・催事案内

※11月12日・13日は、法務のため方丈(本堂)に入堂できません。開山堂や霊屋、竹林などは拝観できます。

南禅寺|三門を彩る紅葉と庭園巡り

南禅寺の境内を彩る、赤く色づいたもみじ
赤く色づいたもみじが、南禅寺の境内を彩ります。

南禅寺では、大きな三門と紅葉が重なる景色が見どころ。境内を散策するほか、三門の楼上や方丈庭園を拝観する楽しみ方もあります。

南禅寺の方丈庭園に広がる白砂と松、赤や黄色の紅葉
南禅寺の方丈庭園。白砂と松に、赤や黄色の紅葉が彩りを添えます。

境内の散策と、三門・方丈庭園などの有料拝観は別です。見たい場所を選んで時間を取ると、無理なく巡れます。

2026年11月は、庭園修景工事で拝観を休止していた南禅院も、期間限定で特別公開されます。

  • 例年の見頃:11月中旬〜12月上旬
  • 所在地:京都市左京区南禅寺福地町
  • 境内:散策自由、有料拝観区域を除く
  • 有料区域の拝観時間:11月まで8時40分〜17時、12月から16時30分まで
  • 受付終了:閉門20分前
  • 方丈庭園・三門の拝観料:それぞれ一般600円、高校生500円、小中学生400円
  • 南禅院の特別公開:2026年11月1日(日)〜30日(月)
  • 南禅院の拝観料:一般500円、高校生450円、小中学生350円
  • 南禅寺公式・拝観案内

永観堂(禅林寺)|寺宝も楽しむ昼、紅葉が浮かぶ夜

& TEA ROOM 高橋選手がおすすめする秋の観光スポット「永観堂」
紅葉の見頃を迎えた永観堂(画像参照:京阪電車)

「もみじの永観堂」として知られる禅林寺。2026年は11月11日〜12月6日に秋の特別寺宝展、11月20日〜12月6日にライトアップが行われます。

寺宝もあわせて拝観するなら昼、光に照らされた紅葉を楽しむなら夜へ。昼夜は入れ替え制で、そのまま続けて拝観することはできません。

  • 例年の見頃:11月中旬〜下旬
  • 所在地:京都市左京区永観堂町48
  • アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約15分
  • 特別寺宝展:2026年11月11日(水)〜12月6日(日)
  • 昼の受付時間:9〜16時、17時閉門
  • 昼の拝観料:一般1,000円、小中高生400円
  • ライトアップ:11月20日(金)〜12月6日(日)
  • 夜の受付時間:17時30分〜20時30分、21時閉門
  • 夜の拝観料:中学生以上1,000円
  • 永観堂公式・2026年秋の拝観案内

京都の紅葉名所|嵐山・嵯峨野エリア

天龍寺|曹源池庭園の紅葉を、早朝から楽しむ選択肢も

嵐山の天龍寺では、曹源池庭園を中心に秋の庭を巡れます。庭園だけを参拝するか、諸堂もあわせて見るかで、参拝料と受付時間が異なります。

2026年11月14日〜30日は、庭園の特別早朝参拝を実施。7時30分から入れるのは庭園受付で、北門受付は8時30分からです。

  • 例年の見頃:11月下旬
  • 所在地:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
  • アクセス:嵐電「嵐山駅」下車すぐ、JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約13分
  • 庭園参拝:8時30分〜17時、16時50分受付終了
  • 庭園参拝料:高校生以上500円、小中学生300円
  • 諸堂参拝:庭園参拝料に300円追加
  • 諸堂参拝時間:8時30分〜16時45分、16時30分受付終了
  • 特別早朝参拝:2026年11月14日(土)〜30日(月)、庭園受付のみ7時30分から
  • 天龍寺公式・参拝案内

※諸堂は行事により参拝できない場合があります。10月29日は11時30分頃まで、30日は12時30分頃まで参拝休止の案内があります。

常寂光寺|仁王門から石段へ、歩きながら出合う紅葉

小倉山の中腹にある常寂光寺。仁王門から石段へともみじが枝を広げ、境内を歩きながら秋の景色を楽しめます。

石段のある山寺なので、歩きやすい靴が向いています。嵐山の駅周辺の散策と組み合わせる場合も、境内を巡る時間をゆっくり取りたい場所です。

  • 例年の見頃:11月中旬〜下旬
  • 所在地:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
  • 拝観時間:9〜17時、16時30分受付終了
  • 拝観料:600円
  • 常寂光寺公式サイト

京都の紅葉名所|一乗寺・大原エリア

圓光寺|書院から望む「十牛の庭」。紅葉期は日時予約制

圓光寺では、書院から望む「十牛の庭」の紅葉が見どころ。赤や黄色に色づく木々を、建物の中から眺められます。

2026年11月10日〜12月10日は、日時指定の予約制です。予約受付は10月20日に始まっています。

  • 例年の見頃:11月中旬〜12月上旬
  • 所在地:京都市左京区一乗寺小谷町13
  • 紅葉特別拝観:2026年11月10日(火)〜12月10日(木)
  • 拝観時間:9〜17時
  • 特別拝観料:大人1,500円、小中高生800円
  • 予約:公式サイトの予約カレンダーから申し込み
  • 注意事項:特別拝観期間中は駐車場閉鎖。滞在時間は1時間程度
  • 圓光寺公式・紅葉特別拝観

三千院|大原で庭園と紅葉を楽しむ

三千院は、京都市左京区大原にある寺院。聚碧園や有清園などの庭園を巡りながら、秋の境内を楽しめます。

公共交通機関では、バスで大原へ。「大原」バス停から三千院までは徒歩約10分です。市街地の名所を次々に巡る日とは分けて、大原で過ごす時間を取る計画もよさそうです。

  • 例年の見頃:11月中旬〜下旬
  • 所在地:京都市左京区大原来迎院町540
  • アクセス:京都バス「大原」から徒歩約10分
  • 三千院公式サイト

京都の紅葉名所|東福寺・泉涌寺周辺

東福寺|通天橋から見渡す渓谷の紅葉

東福寺では、通天橋から見渡す渓谷の紅葉が見どころ。通天橋・開山堂と本坊庭園は、拝観料が分かれています。

2026年11月14日〜12月6日は秋期料金となり、通天橋・開山堂は大人1,000円です。期間中は、本坊庭園との共通拝観券はありません。

  • 例年の見頃:11月中旬〜12月上旬
  • 所在地:京都市東山区本町15丁目778
  • 秋期料金の対象期間:2026年11月14日(土)〜12月6日(日)
  • 同期間の受付時間:通天橋8時30分〜16時、本坊庭園9〜16時
  • 通天橋・開山堂の秋期拝観料:大人1,000円、小中学生500円
  • 本坊庭園の拝観料:11月1日から大人600円、小中学生300円
  • 注意事項:秋の混雑時は、通天橋・臥雲橋で撮影を制限する場合あり
  • 東福寺公式・拝観案内

今熊野観音寺|泉涌寺山内で紅葉を楽しむ

今熊野観音寺の茶所「閑坐」のカウンター席と窓越しの紅葉
茶所「閑坐」のカウンター席からも、窓いっぱいの紅葉を眺められます

今熊野観音寺は、泉涌寺山内にある西国三十三所第十五番札所。例年11月中旬〜12月上旬に、紅葉の見頃を迎えます。

境内には茶所「閑坐」もあります。「京都のいちばんち」では、青紅葉の季節に訪ねた様子を紹介しています。

▶今熊野観音寺の茶所「閑坐」を訪ねたレポートはこちら

  • 例年の見頃:11月中旬〜12月上旬
  • 所在地:京都市東山区泉涌寺山内町32
  • アクセス:JR・京阪「東福寺駅」から徒歩約15分、市バス「泉涌寺道」から徒歩約10分
  • 今熊野観音寺公式サイト

京都の紅葉・黄葉スポット|京都駅・梅小路エリア

西本願寺|横に大きく枝を広げる「逆さ銀杏」

太い枝を横へ広げ、黄色に染まる西本願寺の「逆さ銀杏」

西本願寺の御影堂前にある大銀杏は、枝が横に広がる姿から「逆さ銀杏」と呼ばれています。京都市の天然記念物にも指定された木です。

黄葉の季節には、大きく広がる枝が黄色に染まります。もみじの赤とは異なる、イチョウならではの秋の景色を楽しめます。

  • 所在地:京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
  • アクセス:JR「京都駅」から徒歩約15分
  • 開門時間:5時30分〜17時
  • 西本願寺公式・参拝案内

梅小路公園|イチョウの黄葉を眺めながら秋の散歩

梅小路公園の市電935号車と黄色に色づいた木々
懐かしい市電の車両と、黄色に色づく公園の木々

梅小路公園では、イチョウの黄葉を眺めながら、公園を歩く楽しみ方もあります。寺院の拝観とはまた違う、街なかの秋の散歩に向く場所です。

京都水族館や京都鉄道博物館と組み合わせて、園内で過ごす時間を取るのもよさそうです。

園内の散策と、有料施設の日本庭園「朱雀の庭」は別です。イチョウを眺める散歩と、庭園の紅葉鑑賞を分けて予定を考えられます。

  • 所在地:京都市下京区観喜寺町56-3
  • アクセス:京都駅から西へ徒歩約15分
  • 園内散策:無料、有料施設を除く
  • 梅小路公園公式サイト

東寺|五重塔と秋の景色、夜は金堂・講堂も公開

東寺では、五重塔を背景に秋の境内を眺められます。夜間特別拝観では、境内のライトアップに加えて金堂・講堂も公開されます。

京都駅周辺で夕食を取ったあとに訪ねるなど、夜の予定にも組み込めます。

  • 所在地:京都市南区九条町1
  • 紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観:2026年10月31日(土)〜12月13日(日)
  • 夜間拝観時間:18〜21時30分、21時受付終了
  • 夜間拝観料:大人・高校生1,000円、中学生以下500円
  • 東寺公式・2026年秋期特別公開

まとめ:見たい景色から、京都の秋の行き先を

庭園のもみじを眺める日、イチョウの黄葉を楽しむ散歩、ライトアップを訪ねる夜。京都の秋は、場所によってさまざまな過ごし方ができます。

今年の見頃予想や日付付きの色づき情報を参考に、まずは行きたいエリアを一つ。その周辺でゆっくり過ごす計画もよさそうです。


※本記事は、各施設の公式発表、公式観光情報、ウェザーニュースの公表情報をもとに作成しています。掲載情報は2026年10月21日時点です。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。

編集・文:京都のいちばんち
写真:京都のいちばんち(永観堂を除く)

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