2026年11月6日(金)、京都・河原町通にグローバル旗艦店「ユニクロ 京都」がオープンします。
従来のユニクロ 京都河原町店を増床リニューアルし、売場面積は約960坪に。地下1階から地上3階までの4フロアを備える、京都府内で最大の売場面積を持つユニクロです。
開業前日の11月5日(木)には、記者発表会とメディア向け内覧会が開催されました。
編集部も現地を訪れ、西日本初のUNIQLO COFFEEや京都限定商品、老舗が手がけた京提灯などを取材。なぜ京都・河原町にグローバル旗艦店を置くのか、その背景と店内の見どころを紹介します。
なぜ京都・河原町に?グローバル旗艦店としての役割

ユニクロ 京都があるのは、河原町通沿いの商業施設、ミーナ京都です。
今回のリニューアルでは、ユニクロの商品やサービスの魅力を国内外に発信する「グローバル旗艦店」として生まれ変わりました。

記者発表会では、株式会社ファーストリテイリングのグループ執行役員、清智彦氏がその役割について説明しました。
清氏は、店舗をユニクロにとって「最大のブランディングの場」と位置付け、「最新、最旬、最高の商品、売場、サービス」を通じて、LifeWearの魅力を世界に発信していく考えを示しました。
その舞台に選んだのが、京都・河原町通です。地元の人々が日常的に買い物を楽しみ、世界中から観光客が訪れる京都を代表する通りであることから、国内外への情報発信に適した場所だといいます。
一方、グローバル旗艦店として大切にするのは、海外から訪れる人への対応だけではありません。
質疑応答では、まず地域の人々の暮らしをよりよくする商品やサービスを提供し、海外からの来店客にも応えていくことが、グローバル旗艦店としての挑戦だと語りました。
また、ECが広がる中でも、実際に商品を手に取り、触れ、体感できる店舗での購買体験を重視していると説明しました。
地域とともに成長する店舗へ。京都新聞とのガイドマップも

ユニクロ 京都の武井一店長は、前身のユニクロ 京都河原町店が2019年から地域密着型の店舗として親しまれてきたことを紹介。
グローバル旗艦店となった後も、地域に根ざした店舗づくりを進め、地元の人々に長く愛される店舗を目指すと話しました。

その取り組みの一つが、京都新聞と共同制作したガイドマップです。
店内に入ってすぐのラックには、河原町周辺の飲食店や公園、美術館などを紹介したマップが置かれていました。
日本語と英語が併記され、買い物の前後に周辺を散策する際にも使える内容です。
京都ゆかりの企業や文化人とのコラボレーションにも、地域への感謝と、京都を訪れる人に街の魅力を伝えたいという思いが込められています。
京都の職人・文化人が手がけた店内装飾
約230年続く小嶋商店が制作。高さ約2.4メートルの四角い京提灯
店内の装飾にも、京都ならではの工夫が取り入れられています。

その一つが、ユニクロのロゴをかたどった大きな四角い京提灯です。
制作したのは、京都で約230年続く老舗・小嶋商店。
今回、ユニクロは京都の景観に馴染む「白いユニクロ」をテーマに、白を基調としたサインや京提灯を採用しました。京提灯も白地に赤い文字を配したデザインです。
記者発表会に登壇した小嶋商店の小嶋諒さんによると、制作した提灯は高さ約2.4メートルという、同店でも経験のない大きさ。
さらに、一般的な丸い形ではなく四角く仕上げ、畳めるようにする必要もあり、難しい挑戦だったと振り返りました。
小嶋さんは、提灯にはもともと神様を迎える灯りとしての役割があったことにも触れ、今回の提灯も多くの来店客を迎える灯りになればと語りました。
品川亮さんのアートや、格子戸をイメージしたウィンドウも

店内には、京都を拠点に活動する画家・品川亮さんによる特別装飾も展示されています。
色彩豊かな作品がガラス面を彩り、衣料品が並ぶ売場とは異なる表情を見せています。
品川さんは、日本絵画がふすまや掛け軸、扇子など、暮らしの中の装飾と深く結びついてきたことに触れ、現代の建物に自身の作品を取り入れることも、その延長にあると話しました。

また、1階のウィンドウには京都の格子戸をイメージした装飾を設置。調光フィルムを使い、ガラス面が曇ったり透明になったりする演出で、店内の商品を見せる工夫も取り入れています。
京都限定カラーのフリースやLIBERTY LONDONのコレクション
全30色のフリース。うち6色は限定カラー

オープンを記念した限定商品も並びます。
色とりどりのフリースが並ぶ売場では、全30色のうち6色がユニクロ 京都とオンラインストアの限定カラー。

メンズの「フリースジャケット」はイエローとダークブラウン、ウィメンズの「ファーリーフリースフルジップジャケット」はライトパープル、ワイン、ライトグリーン、ネイビーを展開します。
LIBERTY LONDONは京都の染織文化から着想

英国のデザインハウス「LIBERTY LONDON(リバティ・ロンドン)」との限定コレクションも発売されます。
テーマは「Kyoto in Bloom」。
創業当時から日本の芸術や文化に着想を得てきたリバティが、京都の染織文化を英国の視点で現代的に再解釈。花柄のデザインを取り入れた「ヒートテックタートルネックT(WOMEN)」を全6色展開します。
ユニクロ 京都とオンラインストア限定の商品です。
京都ゆかりの14組とコラボ。オリジナル商品を作れるUTme!

3階には、自分だけのTシャツやトートバッグを作れるUTme!があります。
ユニクロ 京都では、京都ゆかりの企業や文化人14組とのコラボレーションデザインを用意。
祇園辻利、宝酒造、アラビカ京都、京都市京セラ美術館、よーじや、佐々木酒造、京福電気鉄道(嵐電)、ヤサカタクシーなどが参加しています。
店頭では、好きなデザインを選び、組み合わせてオリジナルの商品を制作できます。

例えば、嵐電の車両をモチーフにしたTシャツや、京都出身の俳優・佐々木蔵之介さんの実家である佐々木酒造とのコラボTシャツも。

価格はTシャツが1,990円、ミニトートバッグが1,990円、トートバッグが2,490円(いずれも税込)です。
RE.UNIQLO STUDIOで京都限定の刺繍を。好きな位置にワンポイントも

同じ3階には、服の修理や刺繍サービスを提供するRE.UNIQLO STUDIOがあります。
ユニクロの服にできた穴やほつれを補修するほか、刺繍を加えて自分好みの一着に仕上げることもできます。
京都ゆかりの5社との限定刺繍

京都の企業5社とコラボレーションした店舗限定刺繍も用意されています。
南座(松竹)の「みなみーな」、よーじやの「よじこ」、京福電気鉄道の「嵐電」、彌榮自動車の「ヤサカタクシー」、美十の「おたべ」「京ばあむ」などのモチーフがそろいます。
刺繍は好みに合わせて位置を選べるため、胸元や袖口にワンポイントとして入れるほか、複数のデザインを組み合わせ、柄のように仕上げることも。

店頭には、さまざまな位置に刺繍を施したサンプルが並んでいました。
京都限定刺繍の料金は1デザイン1,000円からです。
※刺繍できる位置や数量、対応可能な商品・素材には条件があります。
11月8日まで「リペアウィーク」も開催
11月8日(日)までは、服を長く大切に着ることを目的とした「リペアウィーク」を開催。
リペアしたいユニクロの服を持参し、アンケートに回答すると、対象メニュー1カ所分について、通常1,000円未満のメニューは無料、1,000円以上のメニューは500円引きになります。
※京都限定刺繍、文字刺繍、キャラクター刺繍などは割引対象外です。商品の状態や種類によっては対応できない場合があります。
コーヒーや花も。買い物の幅が広がる1階
西日本初のUNIQLO COFFEE。京都限定の一杯も

1階には、西日本初登場となるUNIQLO COFFEEがあります。
イートイン席は設けず、テイクアウト形式でコーヒーやスイーツを提供します。
「オリジナルブレンドコーヒー」は300円(税込)。京都限定の「京都プレミアムコーヒー(コロンビア ゲイシャ ウォッシュド)」は600円(税込)です。
京都の銘菓や限定マグカップはお土産にも

スイーツには、白い京提灯を思わせる「ユニクロ白プリン」(550円・税込)も。白いプリンの上には、ラズベリーソースがかかっています。

このほか、ロンドンヤの「ロンドン焼」、中村藤吉本店の「マルトベイク[抹茶]」、進々堂の「ミニデニッシュチョコ」など、京都で親しまれているお菓子やパンも販売。

京都を拠点に活動する画家・品川亮さんがデザインした限定マグカップも並びます。京都を訪れた記念や、お土産としても選べます。
京都府内唯一のUNIQLO FLOWERは1束390円から

同じ1階には、京都府内唯一となるUNIQLO FLOWERもあります。
季節の花を1束390円(税込)から購入でき、3束を組み合わせる場合は990円(税込)。
洋服を選ぶついでに、季節の花を一束買って帰ることもできます。
ユニクロ 京都のフロア案内

ユニクロ 京都は、地下1階から地上3階までの4フロアで展開します。
- 地下1階: メンズ
- 1階: メンズ、ウィメンズ、UNIQLO COFFEE、UNIQLO FLOWER、店舗受取りロッカー
- 2階: ウィメンズ
- 3階: メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー、UT、UTme!、RE.UNIQLO STUDIO、PLST
3階には、ファーストリテイリンググループのブランド、PLST(プラステ)の売場もあります。
今回紹介した京都限定の商品やサービスのほか、オープン記念の特典・キャンペーンについては別記事にまとめています。
関連記事:
ユニクロ 京都|店舗概要
店舗名: ユニクロ 京都
オープン日: 2026年11月6日(金)
住所: 京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町58番地 ミーナ京都
営業時間: 11:00〜21:00
特別営業時間: 11月6日(金)〜8日(日)は10:00〜21:00
売場面積: 約960坪
フロア: 地下1階〜地上3階
取扱商品: メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー
アクセス: 地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分、京阪「三条駅」から徒歩約5分、阪急「京都河原町駅」から徒歩約6分
公式サイト: ユニクロ 京都 特設サイト
アクセスマップ: Googleマップで場所を見る

※本記事は2026年11月5日の記者発表会・メディア向け内覧会を取材した内容です。掲載情報は取材時点のものです。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

