サムジョ京都が七条に9月14日オープン|韓国料理と和食の出汁を合わせた朝ごはんを実食

サムジョ京都の浅利白湯カルグクスセット

韓国料理と日本の出汁文化を掛け合わせたブランチブランド「삼조(サムジョ)京都」が、2026年9月14日(月)、京都・七条にオープンします。

東京・新橋から始まったサムジョの関西初店舗で、夜は「京都 和牛料理 一石三鳥」として営業する店舗を、10時から13時まで時間差で活用します。

コンセプトは「食べる目覚まし時計」。和牛や鶏白湯、昆布、椎茸、アサリなどの出汁を掛け合わせた韓国風うどん「カルグクス」をはじめ、温かいスープを中心とした朝食・ブランチを提供します。

オープン前のメディア試食会を訪れ、看板メニューの「浅利白湯カルグクス」を実食。京都へ出店した理由や、今後の展開についても聞きました。

目次

サムジョ京都が七条に関西初出店

京都・七条にオープンするサムジョ京都の外観
京都・七条にオープンする「サムジョ京都」(画像提供:株式会社Human Qreate)

「삼조(サムジョ)」は、焼鳥、鮨、焼肉、割烹、ビストロ、バーなど、さまざまな飲食店を展開する一石三鳥グループのブランチブランドです。

店名は、一石三鳥の「三鳥」を韓国語で表したもの。「삼(サム)」が三、「조(ジョ)」が鳥を意味します。

1号店は2025年11月に東京・新橋でオープン。京都店はブランド7店舗目で、関西では初めての出店となります。

店舗は、2024年12月にオープンした「京都 和牛料理 一石三鳥」の空間を活用。昼はサムジョ、夜は和牛料理店と、時間帯によって異なるブランドとして営業します。

「食べる目覚まし時計」がコンセプト

サムジョ京都のカウンター席とオープンキッチン
調理の様子を間近に見られるカウンター席

サムジョが掲げるコンセプトは、「食べる目覚まし時計」

韓国の家庭料理と、一石三鳥グループが培ってきた日本の出汁文化を掛け合わせ、温かいスープを味わうことで、一日のスイッチを入れてほしいという思いが込められています。

東京の店舗では、「体に染み渡る」「スイッチが入る」といった声も寄せられているそうです。

サムジョ京都でカルグクスを調理する様子

運営する株式会社Human Qreateが目指しているのは、食べる、飲むだけで終わらず、その先の体験までデザインする店づくり。料理のジャンルを限定せず、その土地や客層に合わせた業態を展開しています。

サムジョでは、これまで外食の選択肢としてはまだ少ない「朝食」に着目。朝に外で食事をする新しい文化を地域へ広げることも目指しています。

サムジョ京都で「浅利白湯カルグクス」を実食

今回の試食会では、3種類あるメニューの中から「浅利白湯カルグクスセット」(1,680円)をいただきました。

サムジョ京都の浅利白湯カルグクス
アサリがたっぷり入った「浅利白湯カルグクス」

カルグクスは、小麦粉を使った韓国の麺料理。サムジョ京都では、和牛や鶏白湯、昆布、椎茸、アサリなどの出汁を掛け合わせています。

写真で見たときは、出汁を前面に出したすっきりとしたスープを想像していましたが、実際に運ばれてきたのは、アサリがたっぷりと入った白濁したスープ。

ひと口飲むと、しっかりとしたうま味が広がります。複数の出汁が重なった奥深さがありながら濃すぎず、最後まで飽きずに味わえるバランスです。

浅利白湯カルグクスの麺と白濁したスープ

つるつると喉ごしのよいうどんともよく合い、最後はスープまで飲み干したくなる一杯でした。

お出汁文化のある国に生まれてよかった。そんなことまで思ってしまう、旨みたっぷりの一杯です。温かいスープを味わっていると、「食べる目覚まし時計」というコンセプトにも納得。体がじんわり、おいしく目覚めていくようでした。

浅利白湯カルグクスセットに付くパンチャン3種類
セットに付くナムルやキムチなどのパンチャン3種類

セットには、ごはんとナムルやキムチなどのパンチャン3種類が付きます。付け合わせもおいしく、カルグクスを食べ進める途中のアクセントにぴったりです。

カルグクスに添えられた青唐辛子
好みで加えられる青唐辛子
サムジョ京都の味変用タデギと山椒オイル
各卓に用意されたタデギ(左)と山椒オイル(右)

辛いものが好きな人には青唐辛子も用意され、好みの量を加えることができます。

さらに各卓には、味の変化を楽しめる「タデギ」と「山椒オイル」も。

タデギは韓国の辛味調味料で、スープに溶かすとコクのあるピリ辛味に変化します。山椒オイルを加えれば、爽やかな風味としびれがプラスされます。

最初はそのまま出汁の味を楽しみ、途中から少しずつ調味料を加えて、自分好みの味に変えて楽しむのもおすすめです。

和牛骨湯と赤辛ユッケジャンも

サムジョ京都では、カルグクスのほかに「和牛骨湯セット」(1,300円)と「目覚めの赤辛ユッケジャン」(1,680円)も用意されています。

サムジョ京都の和牛骨湯セット
和牛テールと牛のゲンコツを8時間以上炊き上げた「和牛骨湯セット」

「和牛骨湯」は、和牛テールと牛のゲンコツを8時間以上かけて炊き上げたスープ。「目覚めの赤辛ユッケジャン」は、牛出汁に貝出汁のコクを重ね、韓国産唐辛子の香りと甘みを生かした一杯です。

サムジョ京都の目覚めの赤辛ユッケジャン
牛出汁と貝出汁を重ねた「目覚めの赤辛ユッケジャン」

オープン時は東京の店舗で支持されているメニューを中心に提供します。「和牛骨湯」と「浅利白湯カルグクス」は定番として提供を続けながら、3品目については今後、京都の食文化や地域性を取り入れたメニューへの変更も検討しているそうです。

具体的な内容や時期は未定ですが、今後の京都店ならではのメニュー展開にも注目です。

また、料理に使われる食器は韓国で買いそろえたもの。店内にはカウンター席のほか、テーブル席や個室もあり、料理だけでなく空間や接客を含めた「手の届く高級感」を大切にしています。

ドリンクはアルコールを含めて1杯500円。生ビールやハイボール、プレミアムマッコリ、コーン茶ハイなどがあり、休日には朝から韓国料理とお酒を楽しむという使い方もできそうです。

オープン記念で高校生以下無料・大学生半額キャンペーン

サムジョ京都オープン記念キャンペーンの案内

サムジョ京都では、オープンを記念した期間限定キャンペーンも実施します。

2026年9月14日(月)から30日(水)までの平日限定で、「和牛骨湯セット」を対象に、高校生以下無料・大学生半額キャンペーンを開催。

高校生以下については、大人2名以上と来店すると18歳以下1名分が無料になります。大人4名以上の場合は、18歳以下2名分が無料です。

大学生は大人の同伴なしでも利用でき、「和牛骨湯セット」が半額になります。利用時には学生証の提示が必要です。

いずれも1日先着10組限定、1グループにつき1回まで。注文時にキャンペーンを利用することをスタッフへ伝えてください。

さらに、9月14日(月)から30日(水)までは、ディナーで使える1,000円割引クーポンも配布されます。こちらは予定枚数に達し次第終了となります。

サムジョ京都に聞いた、京都出店の理由と今後

なぜ京都・七条に出店した?

今回、関西初出店の場所となったのは京都・七条です。

その背景には、同じ一石三鳥グループが運営する「京都 和牛料理 一石三鳥」の店舗を、昼の時間にも活用したいという考えがありました。

サムジョ京都の店内と個室

同店は夜を中心に営業しており、一方で東京ではサムジョへの反響が高まっていたことから、既存店舗を時間帯で使い分ける形で京都への出店が決まりました。

こうした時間差営業は京都だけではなく、一石三鳥グループのほかの店舗でも取り入れられているそうです。

昼は韓国料理と日本の出汁文化を掛け合わせたサムジョ、夜は和牛料理。一つの空間で、時間帯によって異なる食体験を提供します。

観光客だけでなく、京都の人にも愛される店へ

サムジョ京都が目指すのは、観光客やインバウンド客だけを対象にした店ではありません。

取材では、京都で暮らす人にも繰り返し利用してもらえる店を目指したいとの話がありました。

サムジョ京都で浅利白湯カルグクスを味わう様子

料理の味はもちろん、店内の空間や接客、おもてなしも大切にし、支払った価格に見合う価値を感じてもらえる店づくりを進めていきたいとしています。

営業時間は10時から13時まで。少し遅めの朝食やブランチ、早めの昼食など、京都での朝から昼にかけての新しい選択肢になりそうです。

「朝に外食する」新しい文化を地域へ

サムジョが見据えているのは、京都だけではありません。

今後は地域への展開を進めながら、「朝に外食する」という新しい食文化そのものを広げていきたいとしています。

独立店舗での展開も視野に入れ、大阪では物件を探している段階。また、韓国料理を軸にした夜営業も構想しています。

さらに将来的には、本場・韓国への出店も計画しているとのこと。

韓国料理と日本の出汁文化を掛け合わせた朝食が、京都でどのように根付いていくのか。今後の展開も楽しみです。

京都で朝ごはんを楽しむなら
このほかにも、朝から楽しめるお店を紹介しています。京都駅周辺では、出来たての豆腐を味わえる「キツネ日和」の朝ごはんも実食レポートで紹介。ほかのお店も探したい方は、京都の朝食おすすめガイドもあわせてチェックしてみてください。

サムジョ京都の店舗情報

※営業時間やメニュー、価格、キャンペーン内容などは変更される場合があります。最新情報は公式情報をご確認ください。


※本記事はメディア試食会での取材内容、主催者の発表および公式資料をもとに、編集部が内容を確認して構成しています。最新情報や詳細は公式情報をご確認ください。

編集・文・写真:京都のいちばんち

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