下鴨神社「さるや」で申餅とまめ豆茶|参拝・手づくり市の休憩に

下鴨神社の休憩処さるやでいただく「申餅」ともなか

下鴨神社の境内にある休憩処「さるや」を訪れました。赤い毛氈を敷いた縁台で、下鴨神社の名物・申餅(さるもち)や、香ばしいまめ豆茶を味わえる茶店です。参拝や糺の森の散策、手づくり市を歩いたあとの休憩に立ち寄りたい、境内の甘味処を紹介します。

最終更新:2026年9月11日

目次

下鴨神社「さるや」とは|糺の森にある休憩処

下鴨神社の休憩処さるや。赤い毛氈を敷いた縁台が並ぶ外観

下鴨神社「さるや」は、世界遺産・下鴨神社の境内にある休憩処です。宝泉堂が手がけており、申餅やまめ豆茶、葵のもなかなど、下鴨神社にちなんだ甘味をいただけます。

赤い毛氈を敷いた縁台に腰かけ、木々に囲まれた境内でひと息つけるのも魅力です。参拝のあとや、糺の森を歩いたあとに立ち寄りやすい場所にあります。

申餅|140年以上ぶりに復元された下鴨神社の名物

木製の盆に並ぶ申餅と、黒豆が入ったガラスの急須

申餅は、葵祭の申の日に小豆の茹で汁で搗いた餅を神前へ供えた故事にちなむ、下鴨神社の名物です。明治初年まで葵祭で親しまれていた餅を、140年以上ぶりに復元したといいます。

ほんのりとした「はねず色」は、明け方の空が薄あかね色に染まる様子を表し、命が生まれる瞬間に重ねられています。

編集部がいただいた申餅は、やわらかな餅と控えめな甘さがよく合う一品でした。ほうじ茶付きの単品のほか、まめ豆茶とのセットもあります。

  • 申餅(ほうじ茶付き):500円
  • 申餅とまめ豆茶のセット(温・冷):900円

まめ豆茶|飲んだあとの黒豆も味わえる

黒豆が入ったガラスの急須でいれるまめ豆茶

まめ豆茶は、かつて神社の社領があった丹波地方の黒豆を使ったお茶です。明治初期の祭儀改正以前、黒豆を炒って作ったお茶は、潔斎期間中の神職の飲み物として親しまれていたと伝わります。

双葉葵の絵柄の器にまめ豆茶を注ぐ様子

席についてから4〜5分ほど待ち、お茶の色が濃くなってからコップへ移します。黒豆の香ばしさが広がる、やさしい味わいです。

まめ豆茶を飲んだあと、器に残った黒豆を小皿へ移す様子
小皿に移した黒豆に塩を振る様子

お茶を飲んだあとは、器に残った黒豆を小皿に移し、好みで塩を少し振っていただけます。一杯のお茶で、飲む・食べるの二つを楽しめるのが、まめ豆茶のおもしろさです。

  • まめ豆茶単品(温・冷):各500円
  • 申餅とまめ豆茶のセット(温・冷):900円

葵のもなかや季節の甘味も

さるやメニュー

下鴨神社「さるや」では、下鴨神社の神紋・双葉葵をかたどった「葵のもなか」もいただけます。注文を受けてから、香ばしい皮に丹波大納言の粒あんを詰めて提供されます。

  • 葵のもなか(ほうじ茶付き):500円
※メニューや価格は季節によって変わる場合があります

夏季にはかき氷や氷の花(アイスキャンディー)のほか、冷やしぜんざい、しるこ、梅ジュース、グリーンティーなども用意されています。季節ごとに違う甘味を選べるため、訪れる時期にあわせて立ち寄ってみるのもよさそうです。

下鴨神社「さるや」の店舗情報

  • 店名:下鴨神社 休憩処さるや
  • 場所:京都市左京区下鴨泉川町59 下鴨神社境内
  • 営業時間:10:00~16:30
  • 定休日:年中無休(※変更の場合あり)

※価格・メニューは編集部が訪れた2026年9月6日時点のものです。最新情報は宝泉堂公式サイトで確認してください。

手づくり市を歩いたあとの休憩にも

下鴨神社・糺の森の参道に手づくり雑貨や飲食のブースが並ぶ「第55回 森の手づくり市」
下鴨神社・糺の森の参道に手づくり雑貨や飲食のブースが並ぶ「第55回 森の手づくり市」の様子

下鴨神社では、年内にも「森の手づくり市」の開催が予定されています。手づくり雑貨や焼き菓子などが並ぶ会場を歩いたあとの休憩先として、下鴨神社「さるや」に立ち寄るのもおすすめです。

下鴨神社での開催予定を含む、京都市内の手づくり市・マルシェの日程は、京都の手づくり市カレンダーにまとめています。気になる会場を見つけて、京都のまち歩きとあわせて足を運んでみてはいかがでしょうか。


※本記事は編集部が体験した内容をもとに構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。京都観光の予定にあわせて、ぜひ参考にしてみてください。

編集・文・写真:京都のいちばんち

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