京都に新たな男子プロバレーボールチームを立ち上げるKYOTO VALLEYが2026年8月26日(水)、第一期生を選ぶ初のトライアウトを開催しました。
当日は19歳から51歳までの38人が参加。午前中の測定・面談を経て、午後はゲーム形式による実技選考に臨みました。
7月の設立記者会見から約1か月。まだ所属選手のいないチームで始まった、第一期生選考の様子を現地で取材しました。
KYOTO VALLEY初のトライアウトに38人が参加

会場となったのは、京都市南区の京都市民スポーツ会館です。
第一期生トライアウトには46人の候補者が集まり、欠席・棄権者を除く38人が当日の選考に参加しました。
参加者の年齢は19歳から51歳まで。大学生が多い一方、社会人も参加しています。
京都だけでなく関西圏を中心に各地から集まり、外国人の候補者も参加。運営側によると、アメリカとカナダからの参加者もいたとのことです。
大学3、4年生も多く、プロを目指して参加した学生もいたといいます。
また、現在は競技チームに所属していないものの、過去にバレーボール経験があり、再び競技に挑戦する候補者もいました。
技術だけではない 第一期生に求める「京都への貢献」

午前中はジャンプ、ブロックジャンプの測定と面談を実施。午後はゲーム形式による実技選考が行われました。
選考で見ているのは、バレーボールの技術だけではありません。
運営側によると、面談では強いチームを目指すだけでなく、京都市民や京都府民に愛されるチームになるために「自分がどのような貢献をできるのか」という点についても候補者に尋ねたといいます。
候補者からは、地域でバレーボールを教えてきた経験や、京都で生まれ育ったことから地元へ恩返しをしたいという思いなどが語られました。
京都以外の出身でも、大学生活を京都で送っている候補者もいたそうです。
運営側は選考について、
「ただ、うまければいいっていうもんじゃないよね」
と話します。
技術力とともに、これから立ち上がるチームの一員として地域とどう関わっていくのかも、第一期生を選ぶうえで大切なポイントになっています。
第一期生は、12人程度の選出を目標としているとのことです。
学生主体のチームづくりはトライアウトの現場にも
午後のゲーム形式による選考が始まると、体育館には力強いサーブやスパイクの音が響きました。
一方で印象的だったのが、候補者同士の雰囲気です。

トライアウトというと緊張感のある場を想像していましたが、会場では試合前のアップ時から、候補者同士が自然に声を掛け合う姿が見られました。

ゲームが始まってからも「ナイス」と声を掛け合うなど、初めて一緒にプレーする候補者もいる中、互いにコミュニケーションを取りながら選考に臨んでいました。
候補者だけでなく、会場を動かしていたのも学生スタッフたちです。設立記者会見から続く「学生主体」のチームづくりは、この日のトライアウトの運営にも表れていました。
運営に携わる学生スタッフの一人は、学生が主体となっていることも、こうした和やかな雰囲気につながっているのではないかと話します。
この学生スタッフは海外選手の通訳も担当。この日のトライアウトにも海外からの参加者がおり、今後は京都はもちろん、海外の選手にもKYOTO VALLEYに興味を持ってもらいたいと話していました。
9月16日にチーム名と第一期生をお披露目へ
KYOTO VALLEYは、京都市をホームタウンとする男子プロバレーボールチームを目指して2026年7月に始動しました。
7月28日に行われた設立記者会見の時点では、チーム名も所属選手も決まっていない「ゼロ」からのスタートでした。
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それから約1か月。
今回のトライアウトでは、第一期生を目指す38人が実際にコートに立ち、チームづくりは選手選考という次の段階へ進みました。
次の節目となるのが9月16日(水)。記者発表会を開き、チーム名と第一期生となる選手をお披露目する予定です。
まとめ:KYOTO VALLEYの第一期生選考がスタート
19歳から51歳まで、さまざまな経歴を持つ38人が集まったKYOTO VALLEY初のトライアウト。
技術だけでなく、京都や地域とどう関わっていくのかも見ながら、第一期生の選考が進められています。
そして現地では、候補者同士の声掛けや、学生スタッフが運営に携わる姿も見ることができました。
7月の設立発表から、8月の第一期生トライアウトへ。少しずつチームの輪郭が見え始めています。
次は9月16日、どのようなチーム名が決まり、誰が第一期生としてコートに立つことになるのか注目です。
※本記事は2026年8月26日の現地取材および株式会社KYOTO VALLEYへの取材をもとに作成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

