和のアフタヌーンティー専門店 nōn tea ceremony 東山がオープン セルフリノベーションした町家で新たな茶の時間を

nōn tea ceremony 東山の町家外観

京都・東山に、和のアフタヌーンティー専門店 nōn tea ceremony 東山が2026年7月17日(金)にオープンしました。

八坂神社や八坂の塔から徒歩圏にある予約制の専門店で、日本の茶文化とイギリスのアフタヌーンティーを掛け合わせた新しいスタイルを提案します。

編集部ではオープン当日に店内を取材し、セルフリノベーションした町家や空間づくりへのこだわり、お店に込めた思いを伺いました。

目次

東山の町家をセルフリノベーション 暖簾の先に広がる落ち着いた空間

nōn tea ceremony 東山の土間と店内
町家らしく奥行きのある店内

お店があるのは、八坂神社や八坂の塔からほど近い東山区星野町。観光客でにぎわう東山エリアから少し歩くと、大きな暖簾が目を引く町家が現れます。

暖簾をくぐると迎えてくれるのは、広々とした土間。その先には白やグレーを基調とした落ち着いた空間が広がります。八坂神社周辺のにぎわいから歩いてきたことを忘れるほど、静かな空気が流れていました。

nōn tea ceremony 東山の中庭
店内から眺められる町家の中庭

窓の外には和の趣を残した町家らしい中庭も。

この町家は、オーナー自ら知人とともにセルフリノベーションしたもので、外観は町家の趣をそのまま残しながら、内装は壁に和紙を貼って塗装するなど、一つひとつ手作業で仕上げたそうです。

東山に開いた新たな茶の空間

八坂の塔から徒歩圏にある nōn tea ceremony 東山
八坂の塔から徒歩圏にある nōn tea ceremony 東山

運営する株式会社Qe to Hareは、亀岡市を拠点にカフェや宿泊施設などを展開しており、京都市内への出店は今回が初めてです。

東山で店舗を探す中、この町家との出会いが今回の出店につながったといいます。八坂神社や八坂の塔から徒歩圏にありながら、少し路地へ入ると落ち着いた空気が流れる立地も、この場所を選んだ理由の一つだそうです。

店名の「nōn」は、古英語で「第9番目の時間」、祈りの時間を意味する言葉が由来です。

日本の茶文化をアーティストの視点から見つめ直し、イギリスで生まれたアフタヌーンティーの様式と掛け合わせることで、形式にとらわれない新たな茶の時間を提案したいという思いが込められています。

季節ごとに変わる和のアフタヌーンティー

nōn tea ceremony 東山の夏限定和アフタヌーンティー
アフタヌーンティー夏メニュー (Photo : Misa Kawara)

提供するアフタヌーンティーは、日本の茶文化とイギリスのアフタヌーンティーを組み合わせた独自のスタイルです。

体験は「迎え菓子」から始まり、主菓、一ノ段・二ノ段・三ノ段へと進みます。取材時はレモンをテーマにした夏メニューで、レモンや柚子などを取り入れた和菓子や洋菓子、京都らしいセイボリーを楽しめる内容でした。

メニューは季節ごとに変更する予定で、秋はぶどうと和紅茶、冬はいちごをテーマにした内容を予定しているとのこと。春・夏・秋・冬、それぞれ異なる季節の味わいを楽しめます。

スイーツはすべて一から手作り。お餅や米粉など体にやさしい素材を取り入れ、すべてグルテンフリーで仕上げています。今後はヴィーガン対応も視野に入れているそうです。

京都・南山城村の和紅茶と国産素材へのこだわり

京都・南山城村産の和紅茶
京都・南山城村、中窪製茶園のシングルオリジンの和紅茶(Photo : Misa Kawara)

アフタヌーンティーとともに楽しめる和紅茶には、京都府南山城村・中窪製茶園のシングルオリジンの茶葉を使用しています。

和紅茶は5種類から選ぶことができ、それぞれ異なる風味が楽しめます。

編集部が試飲 「実生在来」の和紅茶

京都・南山城村産の和紅茶
京都・南山城村産の和紅茶「実生在来」

編集部は、5種類の中から「実生在来(みしょうざいらい)」をアイスで試飲しました。

華やかな紅茶の香りが広がり、渋みは控えめ。まろやかでやさしい味わいで、クセがなく飲みやすい印象でした。

取材時はアイスでいただきましたが、アフタヌーンティーではホットでも提供される予定とのこと。季節やメニューに合わせて楽しめそうです。

秋頃には2階で新たなお茶の体験も

現在は1階でアフタヌーンティーを提供していますが、秋頃を目標に2階を活用した新たなお茶体験も計画しています。

店舗によると、本格的な茶道のお点前ではなく、より気軽にお茶を楽しめる空間を目指しているとのこと。将来的には茶道のプロによるプレミアムな体験も構想しており、日本の方だけでなく海外から訪れる方にも、京都でお茶文化に触れる新たな場として展開していきたい考えです。

nōn tea ceremony 東山 店舗情報

  • 住所:京都市東山区星野町92-9
  • 営業時間:11:00~18:00
  • 定休日:木曜日
  • 利用方法:予約制(2~4人)
  • 利用時間:90分
  • 料金(税込)
    • スタンダードプラン 5,500円
    • フリードリンクプラン 6,600円
  • アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩約13分
  • 予約食べログから予約可能

まとめ:東山で静かな茶の時間を過ごせる新スポット

八坂神社や八坂の塔から徒歩圏にありながら、落ち着いた時間が流れる nōn tea ceremony 東山。

町家を活用した空間で、季節ごとに内容が変わる和のアフタヌーンティーと京都産の和紅茶を楽しめる新スポットです。

京都観光に合わせて和のアフタヌーンティーを楽しみたい方はもちろん、日本茶や和紅茶に興味がある方にもおすすめです。

秋頃には2階でのお茶体験も計画しており、日本の方だけでなく海外から訪れる方にも、日本の茶文化に親しんでもらえる場所として、今後の展開も楽しみです。

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※本記事は編集部による現地取材および施設への取材、公開情報をもとに作成しました。※2026年7月時点の情報です。最新情報や予約状況は公式サイト・予約ページをご確認ください。

編集・文・写真:京都のいちばんち(一部写真提供:株式会社Qe to Hare)

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