祇園祭の山鉾34基が茶碗になって勢ぞろい 京都伝統産業ミュージアムで無料展示「祇園祭、めぐる。」開催

京都伝統産業ミュージアムの収蔵品展「祇園祭、めぐる。」ポスター

祇園祭の展示を楽しめる収蔵品展「祇園祭、めぐる。」が、京都伝統産業ミュージアムで2026年7月7日(火)から7月31日(金)まで開催されています。

会場では、祇園祭の山鉾34基をそれぞれ描いた京焼・清水焼の抹茶碗34点を積み上げた「抹茶碗タワー」を初公開。西陣織や京友禅、京扇子など、京都の伝統工芸を通して祇園祭の魅力を紹介します。入場は無料で、祇園祭の宵山や山鉾巡行とあわせて立ち寄りやすい展示です。

目次

祇園祭の展示で注目 山鉾34基が茶碗になった「抹茶碗タワー」

京都伝統産業ミュージアムの収蔵品展「祇園祭、めぐる。」で初公開される、山鉾34基を描いた京焼・清水焼の抹茶碗タワー

会場最大の見どころは、祇園祭の山鉾34基を一基ずつ描いた楽焼の抹茶碗34点を、ピラミッド状に積み上げた「抹茶碗タワー」です。

京都伝統産業ミュージアムの収蔵品展「祇園祭、めぐる。」で初公開される、山鉾34基を描いた京焼・清水焼の抹茶碗タワー

頂上には山鉾巡行の先頭を進む長刀鉾のミニチュアが飾られ、それぞれの茶碗には各山鉾が描かれています。

一つひとつ眺めながら巡っていくと、まるで山鉾巡行を一周したような気分を味わえそうです。

西陣織や京友禅など、伝統工芸で楽しむ祇園祭

西陣織、京友禅、京扇子…工芸ジャンルを横断する「祇園祭」

展示では抹茶碗だけでなく、西陣織や京友禅、京扇子、京漆器、京人形など、さまざまな京都の伝統工芸品を紹介します。

金地に山鉾巡行の賑わいを描いた京扇子の三尺扇「洛中洛外」

金地に山鉾巡行を描いた京扇子「洛中洛外」をはじめ、素材や技法ごとに異なる祇園祭の表現を見比べられるのも魅力です。

会場では、祇園祭の様子や祭りの準備を紹介する映像も上映されます。

京こまの山鉾がエントランスで来館者をお出迎え

京こまの山鉾たちが、エントランスでお出迎え

エントランスには、京こまの技法で作られた山鉾のミニチュアも展示されます。

長刀鉾や蟷螂山などを精巧に表現した作品で、上部のこまは実際に回して楽しめる仕様です。

展示作品はミュージアムショップとオンラインショップでも販売されます。

京都伝統産業ミュージアムとは

京都伝統産業ミュージアムは、京都市勧業館みやこめっせ地下1階にある施設です。

館内では、西陣織や京友禅、京焼・清水焼など、京都市の伝統産業74品目を紹介しています。作品の展示だけでなく、制作工程を紹介する映像や、音・匂い・感触を体験できるコーナーを通して、京都のものづくりを多角的に知ることができます。

また、職人による実演を毎日実施しているほか、企画展示も定期的に開催。今回の収蔵品展「祇園祭、めぐる。」は、館内のMOCADギャラリーで無料公開されています。

祇園祭の散策とあわせて立ち寄りたい無料スポット

祇園祭の期間中は、山鉾町を巡ったり、宵山のにぎわいを楽しんだりと、市内各地で祭りの雰囲気を味わえます。

その一方で、本展では京都の伝統工芸という視点から祇園祭に触れられるのが魅力です。

岡崎エリアの美術館巡りや平安神宮周辺の散策とあわせて立ち寄るのはもちろん、屋内展示のため、暑い日の休憩を兼ねて訪れるのもよさそうです。

「祇園祭、めぐる。」の開催概要・アクセス(京都伝統産業ミュージアム)

  • 展覧会名:収蔵品展「祇園祭、めぐる。」(英題:Go Around GION MATSURI)
  • 会期:2026年7月7日(火)~7月31日(金)
  • 休館日:7月13日(月)、7月27日(月)
  • 開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
  • 会場:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー(京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
  • 所在地:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
  • 料金:入場無料 ※本展会場のMOCADギャラリーは無料。ミュージアム本体の展示は一般(大学生含む)500円、小中高生400円(各種割引は公式サイト参照)
  • 主催:京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)
  • 協力:京こま雀休
  • 公式サイト:https://kmtc.jp/
  • アクセス:地下鉄東西線「東山」駅から徒歩約8分。市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ(京都市勧業館みやこめっせ地下1階)

まとめ:祇園祭シーズンに、工芸で「もう一つの巡行」を

山鉾34基を描いた「抹茶碗タワー」をはじめ、京都の伝統工芸を通して祇園祭を紹介する収蔵品展「祇園祭、めぐる。」。

屋内・入場無料で立ち寄りやすく、山鉾巡行(前祭7月17日・後祭7月24日)の前後に合わせて「もう一つの巡行」を楽しめます。岡崎エリアを訪れる際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

祇園祭をもっと知りたい方は、あわせてこちらもどうぞ。

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※本記事はプレスリリースをもとに編集部が再構成しました。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。

編集・文:京都のいちばんち/画像提供:京都伝統産業ミュージアム

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