デジタル能舞 in 高台寺2026|能と雲海、黄金の茶室を3日間公開

高台寺の方丈前庭を包む雲海ライトアップのイメージ

高台寺で夜間特別拝観「デジタル能舞 in 高台寺」が、2026年10月2日(金)から4日(日)まで開催されます。能「羽衣」の上演に加え、雲海や竹林のライトアップ、3Dホログラムによる映像演出を展開。普段は非公開の「黄金の茶室(復元)」も3日間限定で展示されます。

目次

デジタル能舞 in 高台寺が10月2日から3日間開催

「デジタル能舞 in 高台寺」は、高台寺の歴史的な空間で、能と光、映像技術を組み合わせる夜間特別拝観です。

高台寺は、北政所ねねが豊臣秀吉の菩提を弔うために建立した寺院。秀吉は晩年に能楽へ傾倒し、自らの業績を題材にした新作能を作らせ、自ら舞ったと伝えられています。

2026年は、秀吉と能の歴史的なつながりに改めて焦点を当てます。高台寺の建築や庭園を舞台に、伝統芸能とデジタル演出を一度に鑑賞できる3日間です。

なお、高台寺の2026年「秋の夜間特別拝観」は、10月23日(金)から12月13日(日)まで。「デジタル能舞 in 高台寺」は、それに先駆けて開かれる別の特別拝観です。

高台寺の方丈内と勅使門前で能「羽衣」を上演

期間中は、豊臣秀吉が愛した能から、代表的な演目の一つ「羽衣」を上演します。能楽堂ではなく、高台寺の方丈内と勅使門前が舞台です。

高台寺の方丈内で上演される能「羽衣」のイメージ
高台寺の方丈内で上演される能「羽衣」のイメージ

公演は各日18時30分、19時30分、20時30分からの3回。各回約15分で、18時30分と20時30分は方丈内、19時30分は勅使門前で行われます。

高台寺の勅使門前で行われる能舞のイメージ
高台寺の勅使門前で行われる能舞のイメージ

初日の10月2日(金)は、観世流能楽師シテ方で京都観世会会長の十世片山九郎右衛門さんが特別出演。10月3日(土)と4日(日)は、観世流能楽師シテ方で京都観世会理事の分林道治さんが出演します。

歴史ある建築や庭園を背景に、場所ごとに異なる雰囲気で能を鑑賞できるのが見どころです。

雲海と竹林ライトアップ、3Dホログラムも

夜の境内では、方丈前庭を光と雲海で包む演出が行われます。高台寺を象徴する竹林もライトアップされ、昼間とは異なる景色が広がります。

デジタル能舞 in 高台寺のシースルービジョン演出イメージ
デジタル能舞 in 高台寺のシースルービジョン演出イメージ

さらに、シースルービジョンや3Dホログラムディスプレイを使った「デジタル能舞」の映像演出も展開。高台寺の空間そのものを生かし、能の世界を光と映像で表現します。

高台寺の開山堂で行われる光の演出イメージ
高台寺の開山堂で行われる光の演出イメージ

演出の都合により、開催中は開山堂を拝観できません。境内を回る際はご注意ください。

非公開の「黄金の茶室(復元)」を特別展示

高台寺で特別展示される黄金の茶室(復元)のイメージ
高台寺で特別展示される黄金の茶室(復元)のイメージ

普段は伏見桃山城内に所蔵され、一般公開されていない「黄金の茶室(復元)」も高台寺に登場します。

豊臣秀吉ゆかりの華やかな空間を、外側から間近に鑑賞できる特別展示です。茶室内には入れません。

能やデジタル演出とあわせて、豊臣文化に触れられる機会になりそうです。

デジタル能舞 in 高台寺の開催時間と拝観料

夜間特別拝観は、各日18時から21時30分まで。最終入場は21時です。

拝観料は大人2,500円、中学生・高校生1,000円で、小学生以下は無料です。予約の要否やチケットの購入方法は、2026年9月18日に発表された案内では明記されていません。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

開催概要

  • イベント名:デジタル能舞 in 高台寺
  • 開催期間:2026年10月2日(金)~4日(日)
  • 開催時間:18:00~21:30(最終入場21:00)
  • 能舞公演:18:30、19:30、20:30(各回約15分)
  • 演目:「羽衣」
  • 出演:十世片山九郎右衛門(10月2日)、分林道治(10月3日・4日)
  • 会場:高台寺
  • 住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
  • 夜間特別拝観料:大人2,500円、中学生・高校生1,000円、小学生以下無料
  • アクセス:京都市バス「東山安井」停留所から徒歩約7分、京阪「祇園四条駅」から徒歩約10分、阪急「京都河原町駅」から徒歩約15分
  • 駐車場:有料駐車場あり
  • 主催:高台寺能舞実行委員会
  • 企画・運営:TEAM FIRE
  • 公式サイト:https://www.teamfire-kodaiji.jp/
  • 高台寺公式サイト:https://www.kodaiji.com/
  • 地図:https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=高台寺

※イベント内容や実施時間は変更される場合があります。

高台寺の夜を舞台に、能と現代の映像技術が重なる「デジタル能舞 in 高台寺」。秋の通常拝観より一足早く、3日間だけの夜間特別拝観を楽しめます。

京都で開催される夜の催しを探している方は、仁和寺「観月祭」の雲海ライトアップや、太秦映画村「怪々YOKAI祭2026」の体験レポートもあわせてご覧ください。


※本記事は主催者の発表および公式サイトの情報をもとに、編集部が内容を確認して構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。

編集・文:京都のいちばんち/画像提供:TEAM FIRE

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