2026年9月24日、京都市内初となる「資さんうどん 京都桂店」がオープンしました。
北九州で長く親しまれてきた資さんうどんですが、実は今回が初体験。ひと足先に京都桂店を訪れ、「初めてなら何を食べるのがおすすめですか?」と聞いてみました。
教えてもらったのが、人気メニューを少しずつ味わえる「しあわせセット」。一番人気の肉ごぼ天うどんをはじめ、カツとじ丼、名物のぼた餅まで、これぞ資さんうどん!という組み合わせです。
実際に食べながら話を聞いてみると、ごぼ天の形や麺の食感、料理によって使い分ける出汁など、一品一品にこだわりが。さらに150種類以上のメニューがあり、一人での食事から家族での利用、ちょい飲みまで、さまざまな使い方ができます。
京都にやってきた「資さんうどん」は、どんなお店なのか。初めての一食を通して紹介します。
※京都桂店のオープン日時や営業時間、駐車場、アクセスなどの基本情報は、関連記事「資さんうどん京都桂店が9月24日オープン」で詳しく紹介しています。
資さんうどん京都桂店を実食|まずは「しあわせセット」から

「しあわせセット」は、食べたい量に合わせて3タイプから選べます。
今回選んだ「定番しあわせセット」は、ミニうどんとミニ丼を選び、+50円(税込)で甘味を追加できるセット。うどんは一番人気の肉ごぼ天うどん、丼はミニカツとじ丼、甘味はミニぼた餅にしました。

ほかに、通常サイズを含む「満腹しあわせセット」と、ミニうどん+ミニ丼の「ミニしあわせセット」もあります。
うどんも丼も“ミニ”とはいえ、3品そろうとなかなかのボリュームです。
人気No.1「肉ごぼ天うどん」|ごぼ天の形にもこだわりが

まずは、資さんうどんで一番人気という「肉ごぼ天うどん」から。
スティック状のごぼ天は、この形にたどり着くまでに、ささがきやかき揚げなど、さまざまな形を試したそう。ごぼうそのものの風味や、ほっくりとした食感を感じやすいことから、現在の形になったといいます。
さらに、この長さだからこその楽しみ方も。
出汁に浸かった部分は、衣に出汁が染みてしっとり。一方、出汁から出ている部分にはサクッとした衣の食感が残ります。
一本のごぼ天で、異なる食感を味わえるよう考えられているそうです。
京都桂店でも、ごぼうに衣をつけ、注文を受けてから店内で揚げています。
やわらかすぎず、もちっと。資さんうどんの麺と出汁

資さんうどんの麺は、讃岐うどんのように強いコシを前面に出したタイプとは少し違います。
やわらかすぎるわけでもなく、コシが強すぎるわけでもない。噛むとほどよい弾力があり、もちっとした歯触りです。
合わせる出汁は、甘みがあり、味もしっかりめ。
肉ごぼ天うどんでは、甘辛く炊いた牛肉の煮汁や、ごぼ天の油が少しずつ出汁に加わり、食べ進めるにつれて角が取れて丸みのある味わいになっていきます。
カツとじ丼にも専用の出汁|店内調理にもこだわり

続いて、ミニカツとじ丼へ。
カツも店内で仕込み、注文が入ってから揚げています。揚げたてのカツを出汁と卵でさっととじることで、衣にはサクッとした部分も残っていました。
さらに、うどんと丼では使う出汁も異なります。
うどんにはうどんの出汁、丼ものには丼ものの出汁と、料理に合わせて使い分け。出汁そのものも各店舗で取っています。
24時間営業で多くのメニューを提供しながら、ごぼ天やカツを店内で仕込み、出汁も店舗で取る。効率だけではなく、それぞれの料理に合わせた味づくりを大切にしています。
名物「ぼた餅」も実食|甘さの中に感じる塩気がちょうどいい

そして、しあわせセットの最後は「ミニぼた餅」。
資さんうどんでは、うどんと並んでぼた餅も長く親しまれている名物です。
ミニサイズなので、うどんと丼を食べたあとにも食べやすい大きさ。甘さの中にも塩気があり、餡の甘さがあとを引きすぎず、食事の最後でもすっきりといただけました。
メニューは150種類以上|一人でも家族でも、ちょい飲みにも
資さんうどんのメニューは150種類以上。

温かいうどんをはじめ、カレーうどん、鍋うどん、焼きうどん、そば、細めん、丼、カレー、おでん、一品料理、甘味までそろいます。

なかでも、資さんうどんの楽しみ方として教えてもらったのが、まずおでんを注文して、うどんを待つというもの。

ごぼ天などは注文を受けてから調理するため、提供まで少し時間がかかります。その間に、温かいおでんをつまんで待つのもおすすめだそうです。
おでんはタブレットから注文でき、だいこんや牛すじなどの単品のほか、人気メニューが揃う「おでん5本セット」も。お酒と一緒におでんを楽しみ、最後にうどんで締めるという使い方もできます。

丼をしっかり食べたい日には、セットの汁物を通年提供されている「貝汁」に変更するという選択肢もあります。

利用する人もさまざまです。一人でさっと食事をする人がいる一方、家族で訪れ、大人はおでんとお酒、子どもはお子さま向けのメニューを選ぶといった使われ方もあるそう。
「今日は資さんうどんに行くぞ」と構えるのではなく、「うどんでも食べに行こうか」「資さんに行けば何かあるよね」という感覚で使ってもらえる店にしたいと話していました。
一人でも家族でも、しっかり食べたい日も、少し飲みたい日も。それぞれの「今日は何を食べよう?」に応えられるメニューの幅広さが、日常的な使いやすさにつながっています。
京都でも北九州で親しまれてきた味をそのまま
京都桂店でも、出汁や味付けを京都向けに変えてはいません。
北九州を中心に親しまれてきた資さんうどんの味を、そのまま京都でも提供します。
京都桂店のスタッフもオープン前から研修を重ね、経験のあるスタッフから仕込みや調理方法を学んできたとのこと。
土地に合わせて味を変えるのではなく、「資さんうどんの味」を京都でも提供する。京都市内初の店舗でも、そのスタンスは変わりません。
なお、京都での次の出店については、現時点で具体的に決まっている店舗はないとのこと。まずは京都桂店をしっかり運営し、地域からの声なども踏まえながら今後の出店を検討していくそうです。
初めて食べてわかった、資さんうどんが人気の理由
一番人気の肉ごぼ天うどんをはじめ、カツとじ丼、ぼた餅まで味わえる「しあわせセット」。初めての資さんうどんを知るには、まさにぴったりの一食でした。
けれど、今回食べて、話を聞いて見えてきた魅力は、それぞれの料理のおいしさだけではありません。
一人でうどんを食べる日も、家族で食事をする日も、丼やカレーでしっかり食べたい日も、おでんをつまみに少し飲みたい日も。150種類以上のメニューで、さまざまな「今日は何食べよう?」に応えてくれます。
資さんうどんは、うどんを中心にしながら、日常のいろいろな食事を受け止めてくれる“大衆食堂”のようなお店でした。
資さんうどん 京都桂店|店舗情報

店名: 資さんうどん 京都桂店
住所: 京都府京都市西京区桂池尻町137
オープン: 2026年9月24日(木)8:00
営業時間: 24時間営業
席数: 90席
駐車場: 36台
注文方法: 各席のタブレットから注文
テイクアウト: 全品対応
デリバリー: Uber Eatsを今後導入予定
支払い: クレジットカード、交通系IC、各種電子マネー・コード決済などに対応
※PayPayは利用できません(2026年9月23日取材時点)。
オープン日時やアクセス、駐車場利用時の注意点などは、関連記事「資さんうどん京都桂店が9月24日オープン」でも詳しく紹介しています。
※本記事は「資さんうどん 京都桂店」を取材し、実際に商品を試食した内容をもとに構成しています。メニューや提供内容などは変更となる場合があります。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

