太秦映画村の「史上最恐のお化け屋敷」が、2026年8月11日(火・祝)にリニューアルオープンします。今回の舞台は、京都に伝わる怪異伝説「一条戻橋」。さらに、怖さを「甘恐・中恐・大恐」の3段階から選べるようになりました。
オープンに先立ち、京都のいちばんち編集部がメディア向け内覧会へ。一足先に体験してきました。
太秦映画村のお化け屋敷が「一条戻橋」を舞台にリニューアル

今回のリニューアルでは、京都に伝わる怪異伝説「一条戻橋」をモチーフに世界観を一新。アトラクション名は「史上最恐のお化け屋敷 ~京都奇譚 一条戻橋~」、キャッチコピーは「闇の集う逢魔が時。橋を渡れば戻れない」です。
一条戻橋は、京都市上京区の堀川に実在する橋。死者が一時よみがえったという言い伝えや、渡辺綱が鬼女の腕を切り落としたという伝説が残ります。
今回、実在する一条戻橋をテーマにしたのは、京都に実際に伝わる怪異の物語をお化け屋敷で体験し、その場所にも足を運んでもらいたいという思いから。実際の一条戻橋は晴明神社の近くにあります。
東映京都撮影所の技術を生かしたお化け屋敷

内覧会で公開されたのは2つのシーン。朽ちた太鼓橋の先に古い京町家が浮かび上がる「一条戻橋」と、木の柵に無数のお札が貼られた「お札エリア」です。

屋敷内の装飾を手掛けるのは、東映京都撮影所の美術スタッフ。映画やドラマの撮影を支える美術と、異界へと誘う迫真の演技が、お化け屋敷の世界観をつくり上げています。

入口近くのフォトスポットにも注目です。一条戻橋を描いた背景画は、京都の映画美術を担う職人による手描き。映画づくりの技術が、お化け屋敷の世界にも生かされています。
最大の特徴は「3段階恐怖レベル」

今回のリニューアルで大きく変わったのが、太秦映画村で初めて導入された「3段階恐怖レベル選択制」です。
選べるのは、ホラー初心者やファミリー向けの「甘恐(あまこわ)」、標準の「中恐(ちゅうこわ)」、最も怖さを高めた「大恐(おおこわ)」の3段階です。
3段階で進むルートは変わりません。選んだレベルに応じて、屋敷内の照明や仕掛けの強弱、お化けの脅かし方などが変化します。

その目印になるのが、入場時に渡される「護符」。体験中は首から下げて進み、スタッフや屋敷内の仕組みが護符をもとに恐怖レベルを判別します。
「怖すぎて入れない」の声から3段階に
広報担当者によると、これまでのお化け屋敷には「怖すぎて入れない」「入りたいけれど怖くて足が向かない」といった声があったそうです。
そこで今回、怖さを3段階から選べる仕組みを導入。「史上最恐」の怖さを楽しみたい人だけでなく、ホラーが苦手な人や子どもにも、まずはお化け屋敷を体験してもらいたいといいます。
チケット購入から入場まで。体験の流れ

お化け屋敷の料金は1人800円(3歳以上、太秦映画村の入村料は別途必要)。WEBで事前決済できるほか、現地で当日券も購入できます。
入場までの流れは次の通りです。
- チケットを購入
- 注意事項と同意書を確認
- 「甘恐・中恐・大恐」から希望するレベルを申告
- レベルに応じた護符を受け取る
- 護符を首から下げて入場
- 最初の映像を見て本編へ
1グループ最大4人まで。同じグループで入場する場合は、恐怖レベルを統一します。案内や同意書には英語版も用意されていました。
WEB事前決済による専用の入場レーンはありません。そのため、現地の様子を見てから体験するか決めたい場合は、当日券を購入することもできます。
最も怖さを抑えた「甘恐」を実際に体験

お化け屋敷に入るのは、筆者にとってかなり久しぶり。自分がどのくらい怖さに耐えられるのか分からず、今回は最も怖さを抑えた「甘恐」を選びました。
それでも、おどろおどろしい世界に足を踏み入れると、やはり怖い。思わず声が出る場面もありましたが、出口にたどり着いたあとは不思議とすっきり。あの謎の高揚感も、お化け屋敷ならではかもしれません。
屋敷内を進む時間の目安は約5分です。ただし、これはあくまで目安。恐怖レベルによって多少変わるほか、怖くて立ち止まったり、ゆっくり進んだりすれば所要時間は長くなることもあります。
今回は「甘恐」でしたが、体験後には「中恐」にも挑戦してみたい気持ちに。3段階に分かれていることで、自分に合ったレベルから始め、次は怖さを上げてみるという楽しみ方もできそうです。
屋敷内には自由参加のミッションも
もう一度体験するなら、挑戦してみたいのが屋敷内に用意されたミッションです。
屋敷内には2か所の祠があり、それぞれに「印」と「呪文」が記されています。それを覚えて最後の神社へ進み、印に手をかざして呪文を唱えると、何かが起こるというものです。
ミッションは自由参加で、お化け屋敷の体験に加えて楽しめる要素となっています。
開催概要|史上最恐のお化け屋敷 ~京都奇譚 一条戻橋~
お化け屋敷
- 名称:史上最恐のお化け屋敷 ~京都奇譚 一条戻橋~
- リニューアルオープン:2026年8月11日(火・祝)
- 受付時間:10:00〜17:30
※2026年8月11日(火・祝)〜16日(日)は20:30まで - 料金:800円(3歳以上)
※太秦映画村の入村料が別途必要 - チケット:WEB事前決済/当日券
- アトラクションパス:1,500円
太秦映画村
- 所在地:京都市右京区太秦東蜂岡町10
- 営業時間:10:00〜21:00
※一部エリアは18:00まで - 定休日:火曜日
※3月・4月・11月、祝日は火曜日も営業 - 入村料:
- 1DAY:大人(中学生以上)2,800円/子ども(3歳〜小学生)1,600円
- ナイトタイム(17:00〜21:00):大人2,000円/子ども1,300円
※来場日により料金が異なる場合があります
- アクセス:嵐電「太秦広隆寺」駅から徒歩約5分/JR「花園」駅から徒歩約13分/地下鉄「太秦天神川」駅から徒歩約14分
- 公式サイト:太秦映画村公式サイト
- Googleマップ:「太秦映画村」で検索
アトラクションパスについて

1,500円の「アトラクションパス」では、「史上最恐のお化け屋敷 ~京都奇譚 一条戻橋~」のほか、「立体迷路 忍者の砦」「NINJA BATTLE 太秦鬼決戦」「からくり忍者屋敷」に何度でも入場できます。
「謎解き 新選組と京に潜む謎の賊」は、パス1人分につきゲームキット1つが渡されます。
よくある質問
Q. 子どもでも体験できますか?
A. 3歳以上が対象です。ホラー初心者やファミリー向けの「甘恐」が用意されています。なお、心臓の弱い方、血圧に異常のある方、妊娠中の方などは入場できません。
Q. 「甘恐・中恐・大恐」でルートは変わりますか?
A. ルートは3段階とも同じです。選んだレベルによって照明や仕掛けの強弱、お化けの脅かし方などが変わります。
Q. 何人まで一緒に入れますか?
A. 1グループ最大4人までです。同じグループでは恐怖レベルを統一します。
Q. 所要時間はどのくらいですか?
A. 屋敷内を進む時間は約5分が目安です。待ち時間は含みません。怖くて立ち止まったり、ミッションに挑戦したりすると所要時間は変わります。
Q. 当日でもチケットを購入できますか?
A. 当日券を購入できます。WEBでの事前決済にも対応しています。料金は1人800円で、太秦映画村の入村料が別途必要です。
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【2026年版】京都のお化け屋敷3選 夏休みに楽しめる怖いスポットを紹介
※本記事は、2026年8月10日に実施されたメディア向け内覧会で編集部が取材・体験した内容をもとに構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

