2026年8月8日(土)、東本願寺前のお東さん広場で、第16回 京都夜市「百鬼夜行」が開催されました。妖怪仮装コンテストの終了後には、法螺貝を合図に妖怪たちが会場を練り歩く「百鬼夜行パレード」を実施。多くの来場者がその様子を見守りました。
京都のいちばんちは初日の会場を取材。合同会社京都夜市プロジェクト代表・宮本洋志さんに、「百鬼夜行」を始めた理由や京都夜市の開催背景、今後について聞きました。
東本願寺前に妖怪が続々、京都夜市「百鬼夜行」を現地取材
今回で第16回を迎えた京都夜市。8月8日(土)・9日(日)は、初めて「百鬼夜行」をテーマに開催されました。
編集部が8日の夕方に会場を訪れると、鬼や狐、天狗など、思い思いの姿に扮した参加者が続々と登場。


来場者と一緒に写真を撮る妖怪の姿もあり、時間が進むにつれて会場は賑わいを増していきました。


会場には99店が出店。クラフトビールやコーヒー、粉もんなどの飲食店をはじめ、射的、雑貨などさまざまなブースが並びます。


妖怪たちを探しながら会場を歩いたり、気になるグルメを味わったりと、ナイトマーケットとして楽しむ人の姿も多く見られました。
個性豊かな妖怪が登場した「百鬼夜行コンテスト」

「百鬼夜行コンテスト」には、本格的なメイクを施した妖怪から、和装を取り入れた妖怪まで、個性豊かな参加者が登場しました。

仮装の完成度や演技、表現力などを競うだけでなく、一般の来場者も投票という形で参加できます。先着100人に投票用紙が配られ、「一番好きな妖怪」に一票を投じます。

審査の結果、一般部門の優勝に選ばれたのは「鬼蜘蛛姫」。優勝賞金3万円が贈られました。
さらに、鬼蜘蛛姫に投票した人の中から10人を抽選。会場では当選者に、京都ラーメン研究所の冷麺無料券が手渡されました。
次々と登場する妖怪の中から、自分の「推し妖怪」を見つけて一票を投じるのも楽しめそうです。
「出立!」法螺貝を合図に百鬼夜行パレードがスタート
「出立!」
掛け声に続いて法螺貝が鳴り響き、妖怪たちによる「百鬼夜行パレード」が始まりました。
会場にはパレードをひと目見ようと多くの来場者が集まり、妖怪たちが進む周囲には大きな人の輪ができていました。
東本願寺を背景に、鬼や狐などに扮した妖怪たちが夜のお東さん広場を練り歩きます。
パレードは来場者との距離も近く、妖怪たちの衣装やメイクまで間近で見ることができました。
Rock Song Oh! Breweryのクラフトビール300杯は約20分で終了

百鬼夜行が始まる前から、会場は賑わっていました。
17時からは、Rock Song Oh! Breweryのオリジナルクラフトビールが先着300人に無料で振る舞われました。編集部が現地で確認したところ、開始から約20分で予定数に達し、無料振る舞いは終了。
一方、会場ではRock Song Oh! Breweryのクラフトビールを1杯500円で購入することもできました。編集部は「Hazy IPA」を購入。無料振る舞いに間に合わなくても、京都夜市でクラフトビールを楽しめます。
Rock Song Oh! Breweryは、JR東海グループが手がけるクラフトビールブランドです。京都駅西側の新幹線高架下に醸造所があり、京都駅八条口の店舗では複数のクラフトビールを味わえます。
京都のいちばんちでは、実際に店舗を訪れた様子も紹介しています。
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なぜ「百鬼夜行」?宮本代表に聞いた

今回、京都夜市で初めて実施された「百鬼夜行」。ここからは、合同会社京都夜市プロジェクト代表の宮本洋志さんに聞いた話をもとに、企画が生まれた背景や京都夜市のこれからを紹介します。
「百鬼夜行」を京都の夏の観光名物へ
宮本さんが「百鬼夜行」に着目した理由のひとつが、京都とのつながりです。
京都に伝わる百鬼夜行の文化を生かし、京都夜市でも夏の企画としてスタートしました。目指しているのは、京都の夏の観光名物となるイベントに育てていくことだといいます。
今回が初めての開催ですが、来年も実施する予定とのことです。
京都夜市を始めた背景には「夜の観光」
京都夜市そのものがスタートしたのは2025年6月8日。
宮本さんによると、夜に楽しめる観光イベントをつくり、観光客が集中する場所や時間帯の分散にもつなげたいという考えが、開催の背景にあったといいます。
その後、東本願寺前のお東さん広場を舞台に定期的に開催。主催者発表では、2025年6月の第1回開催から2026年7月末までの累計来場者数は35万人を超えています。
宮本さんによると、前回の京都夜市にも約4万人が来場したそうです。
「百鬼夜行」は来年も、京都夜市は秋にも展開へ
宮本さんによると、10月には、京都市役所前広場での特別開催も予定しているとのこと。妖怪に限らずさまざまな仮装を楽しめる企画などを検討中です。
「百鬼夜行」についても来年再び開催する予定で、今回始まった企画が今後どのように育っていくのか注目です。
第16回 京都夜市「百鬼夜行」開催概要
- 名称: 第16回 京都夜市
- テーマ: 「百鬼夜行」
- 開催日: 2026年8月8日(土)・9日(日)
- 会場: 東本願寺前・お東さん広場
- 住所: 京都府京都市下京区烏丸通七条上る
- 入場料: 無料
- 主催: 合同会社京都夜市プロジェクト
- 後援: 京都市
開催時間や各日の企画については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ:京都の夜を彩る「百鬼夜行」のこれから
2026年、京都夜市で初めて「百鬼夜行」をテーマにした企画が行われました。
会場には個性豊かな妖怪が集まり、コンテストや観客投票を実施。「出立!」の掛け声と法螺貝を合図に始まったパレードでは、妖怪たちの周囲に大きな人の輪ができるほど、多くの来場者が集まりました。
宮本代表は、「百鬼夜行」を京都の夏の観光名物となるイベントに育てたいと話します。来年も開催する予定とのことです。
京都の夜の新たな楽しみ方として始まった京都夜市。その中から生まれた「百鬼夜行」が、今後どのように定着していくのか注目です。
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※本記事は2026年8月8日に編集部が現地取材した内容と、合同会社京都夜市プロジェクト代表への取材、主催者の公式発表をもとに構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

