五条若宮陶器祭が、2026年8月7日(金)から10日(月)まで京都・五条坂で開かれています。京焼・清水焼の産地に全国19都府県の窯元や陶芸家が集まり、器を見比べながら選べる4日間です。今年はやきものの出店が141店と昨年の約2倍に増え、会場は五条通の南側へも広がりました。入場は無料です。
五条坂の陶器市は、大正時代から約100年続いた夏の風物詩です。コロナ禍で中断したのち、2023年に若手陶芸家らが「五条若宮陶器祭実行委員会」を立ち上げて復活させました。実行委員会によると、今年は復活後でいちばん大きな規模になります。
五条若宮陶器祭2026の見どころ やきもの141店が五条坂に集まる

今年は出店者の募集を京都府内から全国へ広げました。その結果、やきものの出店は141店(京都府84店・他府県57店)となり、京都府を含む19都府県から窯元や作家が集まります。これに飲食9店を加え、会場全体では150店が並びます。
京焼・清水焼を中心に、産地も作風もさまざまな器が一堂に並ぶのが陶器祭の魅力です。同じ用途の器でも、窯元ごとに色や形が違います。湯呑や皿を一つずつ手に取り、暮らしに合う一品を探せます。値段の手ごろな普段使いの器から作家の一点ものまで幅があり、器を見比べながら、目当てを決めずにぶらりと歩くのにも向いています。

編集部が2024年に訪れた際は、テントの下の棚に器がびっしりと並び、来場者が一つずつ手に取って選んでいました。作り手が店先に立っていることも多く、器の使い方や特徴をその場で聞けるのも市ならではです。
五条若宮陶器祭2026、会場は五条通の南側にも拡大 行きと帰りで違う店を回れる
これまで会場は五条通の北側の歩道だけでしたが、今年は南側の歩道にもテントが並びます。五条通の大和大路から東大路までの区間が会場で、行きと帰りで別の店を見て回れるようになりました。編集部が訪れた2024年は北側だけでした。南側に広がったぶん、歩きながら器を見比べやすくなりそうです。
会場は坂道です。歩きやすい靴で出かけると、端から端まで無理なく回れます。日中は日差しが強いため、帽子や飲み物を用意しておくと安心です。
若宮八幡宮の境内が飲食エリアに 器とあわせてグルメも

五条坂に立つ若宮八幡宮は、陶祖神をまつることから「陶器神社」とも呼ばれ、陶器業に携わる人々の信仰を集めてきました。会期中は、この若宮八幡宮の境内が飲食エリアになります。地元の飲食店が出店し、屋台グルメやかき氷などを味わえます。器を見て回ったあと、境内で一息つく回り方ができます。
こども神輿は8月8日 若宮八幡宮の大祭にあわせて夕暮れの五条坂を進む
8月8日(土)は、若宮八幡宮の大祭にあわせて子どもたちが神輿を担ぎます。18時頃に若宮八幡宮の社務所前を出発し、夕暮れの五条坂を進みます。参加の申し込みは締め切られていますが、沿道からの見学は自由です。器を選ぶ昼間とはまた違う、祭りらしい賑わいが生まれる時間帯です。
五条若宮陶器祭は夜も開催 21時まで、暑さを避けて器選び
会場は毎日21時まで開いています。日が落ちると暑さがやわらぎ、テントの灯りのなかでゆっくり器を選べます。仕事帰りに立ち寄る、昼と夜で二度訪れるといった回り方もできます。日中とは雰囲気が変わるので、暑さを避けたい人には夜の時間帯もよさそうです。夜の京都観光とあわせて立ち寄りやすい催しです。
五条若宮陶器祭2026の開催概要
- 名称:五条若宮陶器祭
- 会期:2026年8月7日(金)〜10日(月)
- 時間:10:00〜21:00
- 会場:京都・五条坂(五条通 大和大路〜東大路の南北の歩道と周辺店舗)、若宮八幡宮
- 入場料:無料
- 天候:雨天決行(荒天時は中止の場合あり)
- 主催:五条若宮陶器祭実行委員会
- アクセス:京阪電車「清水五条」駅から徒歩5分/京都市バス・京阪バス「五条坂」バス停すぐ
- 公式サイト:https://toukimatsuri.com/
※2026年8月7日時点の情報です。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
入場料はかかりますか。 入場は無料です。器や飲食の購入は各店での支払いになります。
いつ行くのがおすすめですか。 毎日10時から21時までの開催です。暑さを避けたい場合は、日が落ちてからの時間帯が過ごしやすくなります。
雨でも開催しますか。 雨天決行です。ただし荒天の場合は中止となることがあります。
車で行けますか。 専用駐車場の案内は出ていません。会場周辺は混雑するため、京阪「清水五条」駅や市バス「五条坂」バス停からの公共交通機関が便利です。
子ども連れでも楽しめますか。 8月8日(土)にはこども神輿があり、沿道からの見学は自由です。若宮八幡宮の境内は飲食エリアになっており、器を見たあとに休憩もできます。
まとめ:京都らしい器との出会いを探しに
五条若宮陶器祭は、京焼・清水焼の産地で全国の器に出会える4日間です。今年は会場が五条通の南側まで広がり、復活後では最大規模となりました。暑さを避けたい日は夜の時間帯もよさそうです。器を見比べながら、自分だけの一品を探してみてはいかがでしょうか。
※掲載の写真は2024年に編集部が取材した際に撮影したものです。今年は会場が五条通の南側にも広がるなど、当時と様子が異なる場合があります。
※本記事は主催者・施設の発表および公式サイトの情報をもとに、編集部が内容を確認して構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

