「鴨ときどき馬 四条烏丸本店」実食レポ|京鴨と青森県産馬肉を味わう

鴨ときどき馬 四条烏丸本店の看板メニュー「鴨葱焼きと鴨しゃぶ」

阪急烏丸駅・地下鉄四条駅直結の「鴨ときどき馬 四条烏丸本店」で、京鴨の鴨しゃぶと青森県産の馬刺しを実食してきました。

2026年5月28日にオープンした、東京発ブランドの関西初出店で、四条烏丸の京都三井ビルB1Fにあります。

店名の通り、主役は鴨と馬。今回は看板メニューの「鴨葱焼きと鴨しゃぶ」や「鴨馬刺し四種盛り合わせ」を味わい、関西初出店の背景やランチの様子についても話を聞いてきました。

目次

「鴨ときどき馬 四条烏丸本店」へ 阪急烏丸駅・地下鉄四条駅直結で雨の日も安心の立地

鴨ときどき馬 四条烏丸本店外観
店舗の前には、「鴨」「馬」と大きく書かれた暖簾

店舗があるのは、京都三井ビルディング地下1階の飲食フロア。

阪急京都線「烏丸」駅、市営地下鉄烏丸線「四条」駅に近く、地下コンコース20番出入口とつながっています。

訪れた日はあいにくの雨でしたが、地下鉄からそのまま濡れずにアクセスできました。

雨の日の京都のお出かけ先を探している方は、雨の日にお得なサービスまとめ【2026年版】もあわせてどうぞ。

鴨ときどき馬 四条烏丸本店 内観

店内は木目を基調にした落ち着いた空間で、カウンター席とボックス席を合わせて30席を用意。ひとりでの食事から会食や接待まで、さまざまなシーンで利用できそうです。

特に目を引いたのはカウンター席。天板には畳が使われており、和の雰囲気も感じられました。

東京発ブランドが関西初出店 なぜ京都・四条烏丸だったのか

鴨ときどき馬 四条烏丸本店が入る京都三井ビル
関西初出店の場所として選ばれた四条烏丸エリア。店舗は京都三井ビルディング地下1階にあります。

「鴨ときどき馬」は東京で3店舗を展開しています。

ダイヤモンドダイニング 西日本営業本部第二事業部マネジャーの吉田成吾さんによると、東京の店舗は多くの利用者に支持されるブランドへと成長してきたそうです。

その魅力を西日本にも広げたい。

そうした思いから関西初出店が検討され、その場所として選ばれたのが京都でした。

京都府産「京鴨」:鴨ときどき馬 四条烏丸本店
京都が誇るブランド鴨「京鴨」
(画像提供:株式会社ダイヤモンドダイニング)

理由のひとつが、店舗の主役でもある京鴨です。

「京都の方は鴨がお好きなイメージがあります。ただ、鴨専門店は意外と多くありません。東京で支持いただいている鴨料理を、京都の方にも味わっていただきたいと思いました。」

と吉田さん。

青森県産「小田桐馬刺し」:鴨ときどき馬 四条烏丸本店
青森県産の「小田桐産業牧場の馬刺し」
(画像提供:株式会社ダイヤモンドダイニング)

もうひとつの主役が馬肉です。

馬肉というと熊本を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、同店で使用するのは青森県産・小田切産業の馬肉。

オーナー自身がその美味しさに出会ったことが、このブランドの原点のひとつになっているそうです。

京鴨と青森県産馬肉、”かも”も”うま”も主役

鴨ときどき馬 四条烏丸本店ロゴ
鴨と馬蹄をモチーフにしたロゴマーク

店内のメニュー表や箸袋には、鴨と馬蹄をモチーフにした小さなロゴが描かれています。

「鴨ときどき馬」を親しみを込めて「かもうま」と呼んでもらえるようなお店になればうれしい。

そんな思いも込められているそうです。

実際に料理をいただくと、その言葉にも納得。

店名には“ときどき”と付いていますが、どちらかが脇役という印象はありません。

京鴨も、青森県産馬肉も、それぞれにしっかりと存在感があります。

京鴨の鴨葱焼きから鴨しゃぶへ 白葱と九条ねぎで味わう看板料理

今回いただいた中で特に印象に残ったのが、看板メニューの「鴨葱焼きと鴨しゃぶ」(1人前3,014円・注文は2人前から)です。

鴨ときどき馬 四条烏丸本店の鴨葱焼き
京鴨を焼き、その脂で白葱を焼いていく「鴨葱焼き」

まずは、焼いた葱と鴨肉をシンプルに味わう「鴨葱焼き」から。

最初はお店の方が焼いてくれます。京鴨を焼き、その脂で九条ねぎを焼いていきます。

白葱は、まず塩で味わうのがおすすめだそうです。

鴨の脂をまとった白葱は甘みが際立ち、塩だけで味わっても十分に存在感がありました。

鴨肉には塩や山椒などの薬味が添えられており、味の変化を楽しみながらいただけます。噛むほどに旨みが広がり、薬味によって異なる表情を見せてくれました。

鴨ときどき馬 四条烏丸本店の看板メニュー「鴨しゃぶ」
鴨油の旨みが広がる「鴨しゃぶ」

そして料理はここで終わりません。

鍋に残った鴨油をそのまま活かし、出汁を加えて今度はたっぷりの九条ねぎと味わう「鴨しゃぶ」へ。

鴨ときどき馬 四条烏丸本店の看板メニュー「鴨しゃぶ」箸上げ
鴨しゃぶは九条ねぎと一緒に

焼きとはまた違い、鴨の脂と出汁の旨みが重なり合い、上品な甘さが口の中に広がります。

焼きと鍋をひとつの流れで楽しめるのが、この料理ならではの魅力でした。

鴨馬刺し四種盛り合わせ 馬刺しと鴨刺しを一度に

新鮮な馬刺しと鴨刺しの四種盛り合わせ
花のように盛り付けられた「鴨馬刺し四種盛り合わせ」

もうひとつの看板メニューが「鴨馬刺し四種盛り合わせ」(2,728円)です。

美しく盛り付けられた一皿には、青森県産馬刺しと低温調理された岩手鴨の部位が並びます。

馬刺しは臭みを感じさせず、鴨のタンや砂肝はそれぞれ異なる食感が楽しめます。

通常は2〜3人でシェアする量とのことですが、お酒のあてとして一人で楽しむ人もいるそう。

店名の「かも」と「うま」を一皿で味わえるメニューです。

看板料理以外にも広がる鴨料理

今回いただいたのは看板メニューが中心でしたが、そのほかにも前菜や一品料理を試食させていただきました。

コース料理前菜 三種盛り合わせ
コースの前菜三種盛り合わせ

コースで提供される前菜三種盛り合わせでは、鴨のパテを挟んだミニ最中、鴨ロースとカマンベールの瞬間燻製、鴨挽き肉のメンチカツが登場。

特に鴨ロースの燻製は卓上で仕上げられ、蓋を開けた瞬間に桜チップの香りが広がります。

鴨ロース肉と旬菜のサラダ
鴨ロース肉と旬菜のサラダ(1,078円)

また、「鴨ロース肉と旬菜のサラダ」はバルサミコソースと果物を合わせたさっぱりとした一皿。

お店の方から勧められたオレンジと一緒にいただくと、鴨肉の旨みと果実の甘酸っぱさがよく合いました。

出汁巻き卵 鴨のそぼろ餡
出汁巻き卵 鴨のそぼろ餡(759円)

温菜の「出汁巻き卵 鴨のそぼろ餡」は、ふんわりとした出汁巻きに鴨そぼろ餡を合わせた一品。

看板料理以外にも鴨を使った料理が多く用意されていることが伝わってきます。

オープン記念価格のコースでは、今回いただいた看板料理や鴨料理をまとめて楽しめます。

会食や接待で利用するなら、コースも選択肢のひとつになりそうです。

【オープン記念価格】

・かもうましゃぶコース(2時間飲み放題付)
 6,500円(税込)※通常7,000円

・特選 鴨馬しゃぶコース(料理のみ)
 6,000円(税込)※通常6,600円

ランチは売り切れの日も 四条烏丸の新たなランチ・会食スポットに

5月28日のオープン日は満席。

最初の週末も日曜日を除き、常に8割ほどの席が埋まる状況だったそうです。

特に好調なのがランチ営業。

6月1日からスタートしたランチは、用意していた分が売り切れる日もあったとのこと。

吉田さんによると、四条烏丸周辺ではランチ難民になりやすいという声もあり、「いい店を見つけた」と言われることも増えているそうです。

ランチをきっかけに、ディナー利用にもつなげていきたいと話していました。

多言語メニューと接客へのこだわり

インバウンド対応について聞くと、多言語メニューはQRコードで表示できる仕組みを導入予定とのこと。料理名だけでなく写真も表示することで、海外からの来店客にも分かりやすく伝えられるようにするそうです。

一方で、国内のお客様向けにはQR注文を導入しない考えだといいます。

「QRだったら自分が接客しなくてもいいじゃないですか」

と笑う吉田さん。

おすすめ料理を伝えたり、お客様の感想を聞いたり。
そうした会話も店の価値のひとつだと考えているそうです。

効率化が進む飲食店が増える中で、接客を大切にする考え方が伝わってきました。

鴨ときどき馬 四条烏丸本店の店舗情報(アクセス・営業時間・予算)

店名:鴨ときどき馬 四条烏丸本店
所在地:京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8 京都三井ビルB1F
最寄駅:阪急京都線「烏丸」駅から徒歩1分(地下コンコース直結)
営業時間:11:30〜14:30/17:00〜23:00
定休日:なし
席数:30席
平均予算:ランチ約1,100円/ディナー約6,500円
店舗URL:https://www.dd-holdings.jp/shops/kamotokidokiuma/shijokarasuma
※2026年6月時点の情報です。最新の営業時間・価格は公式サイトをご確認ください。

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