京都・東山に、京都発のカフェブランドAMBER琥珀の1号店が2026年10月31日(土)にオープンします。
場所は高台寺近くの下河原町。日本庭園や茶室、アンティーク家具、現代アートが共存する空間で、豆を選ぶ時間から一杯を味わうひとときまで、コーヒーを通した体験を提案します。
京都のいちばんちはオープンに先駆けて店内を訪問。AMBER琥珀 高台寺店の魅力を紹介します。
AMBER琥珀が京都・高台寺近くに10月31日オープン

AMBER琥珀は、京都で誕生する新しいカフェブランドです。
1号店となるAMBER琥珀 高台寺店は、2026年10月31日(土)にオープンします。
場所は、高台寺や八坂の塔などが集まる東山エリア。
なぜ1号店にこの場所を選んだのか尋ねると、京都を代表するエリアにブランドの旗艦店を構えたいという思いがあったといいます。
海外から訪れたとみられる人も目立ち、国内外から観光客が行き交う東山という立地を実感します。
AMBER琥珀が掲げるコンセプトは、「一滴(ひとしずく)に、かけがえのない価値を。」
目指しているのは、単に一杯のコーヒーを提供するだけではなく、豆を選ぶ時間やバリスタとの会話、そこで過ごす空間まで含めたコーヒー体験です。
店名の「AMBER(琥珀)」には、長い時間をかけて形成される琥珀のように、異なる時代の価値や文化が重なり合う場所にしたいという思いが込められています。
その世界観を表現した1号店が、高台寺店です。
日本庭園と現代アートが共存するAMBER琥珀の空間
その考え方は、店内にも表れています。

建物は、もともとあった梁や柱、土壁などを残しながら改修。アンティーク家具やオーダーメイドの真鍮製カウンターを取り入れ、古いものと新しいものが重なる空間に仕上げています。
さらに、店内にはアーティスト・石塚大介さんによる現代アートを展示。

屋号デザインは、40カ国以上の企業との協業経験を持つ書道家・万美氏が手がけています。
そして、店内から目に入るのが日本庭園です。

東山から吹く風や草木の香り、音、コーヒーの香りまで含めて楽しめる場所を意識したとのこと。前庭と中庭は、一つの大きな川に見立てているといいます。

庭だけを切り取って眺めるのではなく、コーヒーを片手に、その場の空気まで味わう。AMBER琥珀が大切にする「空間とともに過ごす時間」が、庭づくりにも表れています。
また1階には、「草庵」をイメージした茶室も設けられています。
完全予約制で、自ら抹茶を点てる体験プログラムを実施予定。予約方法や料金、利用条件などの詳細は、今後発表されます。
AMBER琥珀では豆を選ぶ時間から楽しむ

AMBER琥珀のブランドコンセプトは、「一滴(ひとしずく)に、かけがえのない価値を。」
コーヒーを飲むことだけでなく、豆を知り、選ぶ時間やスタッフとの会話も体験の一部として考えています。
スタッフが産地や農園、味わいの特徴を案内しながら、その日の気分や好みに合わせて一杯を提案します。

ハンドドリップは850円から。
産地や品種、精製方法の異なる豆をそろえ、日常的に楽しめる一杯から、世界のオークションで評価される超希少ロットまで扱います。
希少豆のなかには、1杯平均40万円ほどになる高価格帯のものもあるとのこと。価格は入荷時期や仕入れ価格などによって変動します。
メニューの一例が、「Finca Baide, Geisha, Honey」(1,800円)。
ホンジュラス・ラス・フローレスのバイデ農園で生産されたゲイシャ種です。
2026年度「CUP OF EXCELLENCE」ホンジュラス大会で6位に入賞したロットで、公式発表によると、アプリコットやライチを思わせるフルーティーさと、ジャスミンのような華やかな香りが特徴とされています。

このほか、カフェラテやアメリカーノも用意。
使用する豆によって価格が異なるメニューもあり、店頭で価格を確認するスタイルとなります。
なお、フードやスイーツの提供はありません。庭やアートを眺めながら、コーヒーとともに過ごす時間を楽しめます。
AMBER琥珀 高台寺店はバリスタを育てる拠点にも
一杯のコーヒーを支える人にも注目です。
コーヒー監修には、国際コーヒーアワードで金賞を受賞したChan Chak Sum氏、「ワールド ラテアート チャンピオンシップ2026」で世界6位となったタツヤ氏らも技術指導に参画しています。

現地で話を聞くと、Chan Chak Sum氏は豆の選定から抽出などに携わり、ラテを得意とするタツヤ氏はバリスタの教育などを担当するとのこと。
高台寺店では10人程度のバリスタが働く予定です。
さらに、この場所にはブランドの旗艦店だけではない役割があります。
今後の店舗展開を見据え、バリスタを育成する拠点としても高台寺店を活用していくといいます。
公式発表では、2026年度内に京都で3店舗を展開予定。3年間で国内40店舗、さらに7年後には海外を含め約300店舗への展開を視野に入れています。
京都・東山から始まるブランドが、今後どのように広がっていくのかも気になるところです。
AMBER琥珀の2階ではバリスタとの会話も楽しむ

2階は完全予約制の空間として利用される予定です。
窓の先には東山の風景が広がり、場所によっては八坂の塔や日本庭園も望めます。
予約客にはバリスタがその場でコーヒーを淹れ、豆について説明しながら提供することも想定しているとのこと。

一杯を飲んですぐに店を出るのではなく、バリスタとの会話や周囲の景色まで含めて、ゆっくりコーヒーと向き合う場所になりそうです。
2026年10月3日の訪問時点では、2階の予約方法や料金、利用条件などの詳細は未定です。
AMBER琥珀 高台寺店の店舗概要
オープン:2026年10月31日(土)
住所:京都府京都市東山区下河原町472
営業時間:9:00〜18:00
席数:30席
定休日:なし
電話番号:075-600-9551
フード・スイーツ:提供なし
2階:完全予約制予定(詳細未定)
茶室:予約制の体験を予定(詳細未定)
地図:Google マップ「AMBER琥珀 高台寺店」
※2026年10月3日時点。2階や茶室の利用方法など、今後変更・追加される情報があります。
まとめ:AMBER琥珀で空間とともに一杯を楽しむ

高台寺や八坂の塔など、京都らしい風景が続く東山。
その一角に10月31日、新たにAMBER琥珀 高台寺店が加わります。
日本庭園や古い梁、土壁、アンティーク、現代アートが重なる空間。そのなかでスタッフと会話をしながら豆を選び、一杯のコーヒーと向き合います。
価格や希少性だけではなく、豆を選ぶところから飲み終えるまでの時間をゆっくり楽しむ。
東山散策の途中で少し足を止め、コーヒーと空間を一緒に味わいたい日に立ち寄りたい新しい一軒です。
※本記事は公式発表および2026年10月3日の現地取材をもとに編集部が構成しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。
編集・文・写真:京都のいちばんち

