京都の秋は、鮮やかな紅葉と歴史的な景観が織りなす絶景の季節です。2024年の最新情報を基に、京都で訪れるべき紅葉スポット5選をご紹介します。
1.東福寺
東福寺は京都屈指の紅葉名所として知られています。特に、約2,000本もの紅葉が植わる通天橋から眺める景色は圧巻で、まるで赤い絨毯を敷き詰めたかのような光景が広がります。
11月16日(土)~30日(土)の7:30~8:30には、一般拝観が始まる前の時間帯に早朝貸切拝観を実施。また、11月16日(土)~12月1日(日)の17:30~19:30には、夜間貸切特別拝観も実施。今回の夜間拝観では通天橋と法堂をご覧いただけます。どちらも完全予約制なので、詳細は公式サイトを要チェック。
【見頃】11月中旬〜12月上旬
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分 / 京都府京都市東山区本町15丁目778
★早朝貸切拝観についての詳細はこちら
★夜間貸切特別拝観についての詳細はこちら
2.清水寺
世界文化遺産にも登録されている清水寺は、紅葉シーズンになると一層魅力的になります。
清水の舞台から眺める紅葉は絶景ですが、特におすすめなのが夜間のライトアップです。秋の夜間特別拝観は、11月18日(月)〜11月30日(土)の午後5時半~午後9時に実施されます。事前予約は不要。夜間拝観ならではの境内の眺めは幻想的で、澄んだ空気と共にぜひ体感して。
【見頃】11月下旬〜12月上旬
【アクセス】京阪電車「清水五条駅」から徒歩約20分 / 京都市東山区清水1丁目294
★秋の夜間特別拝観についての詳細はこちら
3.嵐山(渡月橋)
嵐山は京都を代表する観光地であり、紅葉の名所としても有名です。桂川にかかる長さ155mの渡月橋と紅葉に染まった周囲の山々とのコントラストは、まさに絵画のような美しさです。
橋の上や対岸にある嵐山公園からの景観を写真撮影して楽しむのも良いですが、屋形船に乗って日頃とは違った目線で楽しむ船上鑑賞もおすすめ。
【見頃】11月中旬〜12月上旬
【アクセス】阪急電車「嵐山駅」から徒歩約5分 / 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町40
4.永観堂(禅林寺)
「もみじの永観堂」として知られる永観堂は、約3,000本のもみじが境内を彩ります。
今年は、法然上人が浄土宗を開いて850年を迎えることを記念して「特別寺宝展」を12月8日(日)まで開催中。禅林寺所蔵の浄土教絵画や法然上人にまつわる作品を中心に展示しています。さらに、12月1日(日)までの期間中は夜間のライトアップも行われており、昼夜で異なる紅葉の表情を楽しめます。
【見頃】11月中旬〜11月下旬
【アクセス】地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約15分 / 京都府京都市左京区永観堂町48
★特別寺宝展、夜間ライトアップについての詳細はこちら
※寺宝展とライトアップは継続しての拝観はできません。詳細は公式サイトをご確認ください。
5.二条城
世界文化遺産の二条城は、紅葉シーズンになると城の威厳と紅葉の美しさが融合した独特の景観を楽しめます。二条城の各園、清流園におけるイチョウの黄葉やモミジの小径における真っ赤な紅葉は必見です。
2024年は特別なデジタルアートイベント「NAKED meets 二条城 2024 秋の豊穣祭」が12月8日(日)まで好評開催中。デジタルアート、音楽、香り、食などを融合した秋のおまつりで、今年が初開催。プロジェクションマッピングや光の演出で彩られた夜の二条城は、また一味違った魅力を放ちます。
【見頃】11月下旬〜12月中旬
【アクセス】地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約5分 / 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
★NAKED meets 二条城 2024 秋の豊穣祭についての詳細はこちら
これらのスポットは例年多くの観光客で賑わいますので、早めの時間帯や平日に訪れるのがおすすめです。京都の歴史的な景観と鮮やかな紅葉のコントラストを存分にお楽しみください!