【京都駅すぐ】十割そば×寿し×天ぷらを味わう「蕎麦と寿し 七乃家」11/21オープン

七乃家 熱鴨ねぎつけ蕎麦

JR京都駅から徒歩5分、東本願寺の正面に、十割そばと寿し、天ぷらを組み合わせて楽しめる「蕎麦と寿し 七乃家(なのや)」が2025年11月21日(金)にオープンします。

手がけるのは、天ぷら寿司海鮮「米福」や京町家再生プロジェクト「宵の小町」を展開してきた株式会社ファンインターナショナル
社長自身が長年構想してきた“そば業態”が、ついに形になった注目の新店です。

オープンに先駆けて行われたメディア向けレセプションに参加し、おすすめメニューを試食してきました。味わいの印象や店内の雰囲気を、実際の体験をもとにレポートします。

目次

京都駅から徒歩5分。東本願寺の目の前という好立地

七乃家 外観
東本願寺の正面に立つ「蕎麦と寿し 七乃家」。大きな提灯と暖簾が目印です。

場所は、京都駅(烏丸中央口)から北へ徒歩5分。
バス停「烏丸七条」の目の前で、道中の7〜8割がアーケード。
雨の日でもアクセスしやすく、観光客・インバウンド・ビジネス客が多く行き交う“京都の玄関口”に位置しています。

昼は観光前の一杯、夜は23時まで営業しており、旅の締めにも仕事帰りにも寄りやすい利便性の高さが魅力です。

古材を活かした温かな空間。カウンター席も完備で一人客にも優しい

七乃家 地下内観
日本酒が並ぶ棚が印象的な古材を取り入れた店内は、木の温もりが漂う落ち着いた空間。

今回は京町家の全面改装ではないものの、店内には同社らしい“古材の活用”が随所に施されています。
木の温もりと古材の趣がほどよく溶け合い、全体に落ち着いた空気が流れています。

七乃家 地下 古材利用 壁面
竹を編み込んだパネルが連なる壁面は、控えめながら味わいのある和のアクセントに。

地下フロアの壁には、細やかな竹材を組んだパネルが整然と並び、和の静けさを感じさせる表情に仕上がっていました。

七乃家 地下 古材利用 電飾
再利用した古材を天井に組み合わせ、素朴な質感と存在感を演出しています。

頭上には、かつて建物で使われていた古材を再利用した電飾が渡され、節や色むらがそのまま残る質感が空間に深みを与えています。

七乃家 地下 提灯
大きな提灯が店内のアクセントに。やわらかな灯りが優しく広がります。

さらに中央付近には大ぶりの提灯が掲げられ、柔らかな灯りがふわりと広がって、どこか懐かしい温かみを添えていました。

七乃家 店内内観(1階)
京都駅前とは思えない静けさが広がる店内で、観光・仕事・ひとり時間など幅広いシーンに対応。

京都駅前とは思えないほど静かでしっとりとした空気感があり、観光・仕事・ひとり時間など客層を選ばない雰囲気です。
カウンター席も備えているため、ふらっと一人で蕎麦を楽しみたいときにも心地よく使えそうです。

気になるメニューは?

香りと喉ごしを堪能する“十割そば”

七乃家 十割そば 箸あげ
七乃家こだわりの十割そば。力強い香りとするりとした喉ごしが楽しめます。

七乃家の名物である十割そばは、そば殻ごと挽いた香りの強さが特長。
十割とは思えないほどするりとした喉ごしがあり、ひと口目から豊かな風味がふわりと広がります。

七乃家 十割そば 二色そば
十割そばと抹茶そばの「二色ざる」(税込 1,100円)。食べ比べが楽しい一品。

メニューは、「ざる」「鴨つけ」「釜あげ」「温そば」とバリエーション豊富。

ざるそば一つを取っても、抹茶ざるや二色ざるなど味わいの違いを楽しめます。

七乃家 十割そば 温そば
具材たっぷりの温そばが一堂に並ぶ、七乃家自慢のラインナップ。食欲をそそる光景です。

特に温そばのラインナップは個性派ぞろい。
写真のように、器からはみ出す「京きつね九条ねぎそば」(税込 1,320円)、肉の旨みが染み渡る「黒毛和牛と月見そば」(税込 1,760円)、食べ応え満点な「揚げもちきのこそば」(税込 1,430円)など、見た目も味わいも多彩です。

この“選ぶ楽しさ”こそ、七乃家の魅力のひとつ。
軽やかなざるそばから、温まる一杯、少し贅沢な変わり種まで揃っており、誰と訪れても満足できる構成になっています。

鮮度と技が光る“寿し”

七乃家 寿し
職人が丁寧に握る寿しは、写真手前の「中トロ」(税込 638円)は、ネタの艶と厚みが際立つ一皿。

そばと一緒に味わいたいのが、職人が丁寧に握る寿し。
寿しは、市場から届く鮮魚を使い、ネタの厚み、温度、酢飯のほどよい酸味まで細かく調整された一貫。
赤身や白身、光もの、サーモンなど、素材ごとの持ち味が活かされ、口に運ぶとふわりとほどける仕上がりです。

米福仕込みの“天ぷら”

七乃家 天ぷら
薄衣でサクッと揚がる米福仕込みの天ぷら。野菜も魚介も種類豊富。

天ぷらは、同社の人気店「米福」で培われた技術が光る看板メニュー。
衣は薄く軽やかで、揚げたてならではのサクサク感と香ばしさが際立ちます。
野菜、魚介、きのこなど種類が豊富で、素材ごとに火の入り方や衣の厚みが変えられており、食べ進めるほど味の奥行きを感じられます。

そば・寿し・天ぷらを一度に味わえる店は京都駅周辺でも多くはありません。
七乃家ならではの“和の三本柱”を、気分に合わせて自由に楽しめるのが魅力です。

【試食レポート】蕎麦前から締めの一杯まで体験

今回のレセプションでは、蕎麦前から締めのそばまで、お店の魅力を一通り体験できるおすすめメニューを試食しました。

合鴨の黒胡椒焼き(税込 979円)

七乃家 合鴨黒胡椒焼き
ジューシーな合鴨と黒胡椒の香りが好相性。迷ったらまず頼みたい“最初の一皿”。

柔らかい合鴨に黒胡椒の辛味がほどよく効いた一品。
ビール系とも合い、迷ったらまず頼みたい“最初の一皿”です。

胡麻カンパチ(税込 759円)

七乃家 胡麻カンパチ
お皿一面の胡麻に覆われたインパクト抜群の一皿。掘り出すように味わう楽しさも魅力です。

お皿一面が胡麻で覆われ、「これは何?」と一瞬戸惑うほどのインパクト。
“胡麻の砂漠からカンパチを発掘する”ような楽しいビジュアルで、タレをかけても、海苔で巻いても美味しく、さっぱりしながら旨みはしっかり。
今回の試食で特に印象に残った一品です。

さば棒寿司(税込 869円)

七乃家 さば棒寿司
繊細な仕事が光る、京都ならではのさば棒寿司です。

ほどよく締まった身と、酢のバランスが心地よい一品。
ふんわりほぐれるような食感で、口の中にやさしい旨みが広がります。
寿しを手掛けてきた同社ならではの、丁寧で品のある仕上がりです。

熱鴨ねぎつけ蕎麦(税込 1,870円)

七乃家 熱鴨ねぎつけ蕎麦
鴨の旨みが染み込んだ濃い出汁を、湯気とともに持ち上げた瞬間。

つけ汁を卓上の小さな“いろり鍋”で温め続けるスタイル。旅館の小鍋のような見た目も印象的です。
つけ汁につけると、合鴨の旨みが深く溶け込んだ濃いめの出汁がそばに絡み、ネギの香ばしさが加わって一体感のある味わいに。
寒い日にこそ食べたくなる、満足度の高い一杯でした。

そば前に合わせたいお酒は30種類以上

七乃家 日本酒メニュー
眺めているだけでワクワクする日本酒リスト。30種類以上から“今日の一杯”を選ぶ幸せ。

七乃家では、そば前文化を楽しめるよう日本酒は30種以上 をラインナップ。
仕事帰りの軽い一杯にも、観光途中の寄り道にも使えそう。

昼はそば中心、夜は酒場としての利用も意識しており、幅広いニーズに応える一軒です。

店舗情報

七乃家 看板

蕎麦と寿し 七乃家(なのや)
住所:京都市下京区粉川町234 京都駅前第10ビル 1F・B1F
アクセス:JR京都駅 徒歩5分/バス停「烏丸七条」目の前
営業時間:
・11:30〜15:00(L.O.14:30)
・17:00〜23:00(FOOD L.O.22:00/DRINK L.O.22:30)
定休日:なし(12/31・1/1休)
席数:約70席(地上+地下)
公式Instagram:https://www.instagram.com/nanoya_soba/

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