Creepy Nuts7冠&ミセス受賞|MAJ2025京都レポ

「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」は、5月21日(水)にロームシアター京都で「Premiere Ceremony」を開催。全62部門中、主要6部門の発表を控えたこの日、40部門の最優秀賞が発表されました。

あわせて読みたい
【開催直前】MAJ2025京都 最新情報総まとめ|Mrs. GREEN APPLE・YOASOBI、藤井風ら豪華パフォーマンス決... 音楽業界の主要5団体が垣根を越えて設立した「CEIPA(一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会)」が主催する国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ...

このセレモニーは、音楽業界関係者とファンが集う中、アーティストたちの功績を称える特別な一夜となり、会場ではジャンルを超えた多彩な音楽とスピーチが披露されました。

注目の受賞部門と受賞アーティスト

  • 最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞(Mrs. GREEN APPLE)
  • 最優秀国内ロックアーティスト賞(King Gnu)
  • 最優秀国内ダンスポップアーティスト賞(新しい学校のリーダーズ)
  • 最優秀国内R&B/コンテンポラリーアーティスト賞(宇多田ヒカル)
  • 最優秀国内オルタナティブアーティスト賞(羊文学)
  • 最優秀アイドルカルチャー楽曲賞(FRUITS ZIPPER)
©CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025

中でも、最初の受賞者となった最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞のMrs. GREEN APPLE・大森元貴は、「2024年は刺激的な日々を送らせてもらった」と語り、5ヶ月連続リリースという挑戦にも触れました。そして、今年で結成10周年を迎えるにあたり「感謝を伝えていきたい」と今後への意気込みを述べました。

©CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025

受賞コメント(Mrs. GREEN APPLE 大森元貴)

 「Mrs. GREEN APPLEです。本当にありがとうございます。このような新たな祭典の場で、このような賞をいただけるのは大変嬉しく思います。曲作りは好きなので、これからも僕ら自身が楽しんでお届けできる楽曲を制作していけたらいいなと思っております。この度はありがとうございます。」

また、本日の最大の話題は、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の7冠達成。

©CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025

7冠達成!Creepy Nuts 受賞部門

  • Top Japanese Song in Europe
  • Top Japanese Song in North America
  • Top Japanese Song in Latin America
  • 最優秀バイラル楽曲賞
  • 最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞
  • 最優秀国内ダンスポップ楽曲賞
  • 最優秀ジャパニーズソング賞
©CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025

ヒップホップアーティストとしては異例の快挙となり、Creepy NutsのDJ松永とR-指定の手には、抱えきれないほどのトロフィーが。

2人は「ヤバッ!」「エグっ!」と笑顔を見せながら、MCから「落とさないでくださいよ」と声をかけられる場面も。

受賞コメント(Creepy Nuts)

 ――本日最多、7つの賞を受賞しました。 「『MUSIC AWARDS JAPAN』は初めての試み。そんな中でこんなにも賞をいただけて非常に光栄です。各部門すごい人たちと並ばせてもらって、VTRが何度も流れた時は『もうええやろ!』って思った人もいると思うけど、それくらい聴いていただけたのかなと思うと非常に光栄です」(R-指定)

――7冠を受賞した気持ちは? 「芸術的な重さ。(7冠は)異常事態ですね」(DJ 松永) 「マイナーなジャンルをやっていた自覚はあったので、ヒップホップがこういうことになるとは思っていなかった。いろんな人の頑張りで、日本のヒップホップが聴かれるようになったのがうれしい」(R-指定)

――誰に喜びを伝えたいですか? 「支えてくれた家族や友達はもちろん、ヒップホップを始めた中学生の頃の自分はこんな状態になるとは想像もしていなかった。箸にも棒にも掛からんと思ってやり始めたので、その頃の自分からすると今は良い感じだと思う」(R-指定)

――世界のファンへメッセージを。 「『Bling-Bang-Bang-Born』だけじゃなく、いろんな楽曲が自分たちにはある。それを持って、いろんな国にライブに行けたら。その時は一緒に音楽で楽しく遊びましょう」(R-指定)

会場を彩った生演奏の名曲たち

会場演出では、音楽プロデューサー・本間昭光さん率いるスペシャルバンドが日本の名曲を生演奏。小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」や、サザンオールスターズの「真夏の果実」などの演奏で、授賞式をより印象深いものに仕上げました。

世界に届けたライブ配信の熱気

この「Premiere Ceremony」の様子は、YouTube公式チャンネルを通じて全世界に向けてライブ配信。リアルタイムでの視聴者参加も多数となり、日本発の国際音楽賞としての存在感を示しました。

翌日5月22日(木)には、「Grand Ceremony」が開催され、主要6部門の最優秀賞が発表される予定。

AI、宇多田ヒカル、Awich、Creepy Nuts、ちゃんみな、藤井風、Mrs. GREEN APPLE、YOASOBIといった豪華アーティストによるライブパフォーマンスやレッドカーペットセレモニーも行われます。

日本音楽の多様性と創造力を祝うこのアワードは、音楽文化の新たな幕開けとして、国内外のファンから大きな注目を集めています。

あわせて読みたい
【完全版】MUSIC AWARDS JAPAN 2025|京都が音楽の都に!ライブ・授賞式・生中継の全貌まとめ 音楽業界の主要5団体が垣根を越えて設立した「CEIPA(一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会)」が主催する、日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWA...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!