2025年10月7日(火)、京都市南区にチームラボ最大規模の常設ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」がグランドオープン予定。
その開業に先がけ、メディア内覧会が開催されました。先行公開された作品の一部とともに、各空間の魅力やチケット情報などをお届けします!

京都駅東南部にチームラボ国内最大施設が誕生

本施設は、京都市が進める京都駅東南部エリア再開発プロジェクトの一環として整備されるもので、延べ面積は約10,000㎡。
国内では最大規模となるチームラボのミュージアムであり、地域の文化発信拠点としての役割も期待されています。
8月5日時点では全体の約10%が公開。最終的には数十点規模の作品展示となる予定です。
チケットは本日より販売開始|価格・購入方法
一般公開に向けたチケット販売が8月5日(火)よりスタート。
価格は以下の通りです。(すべて税込・事前日時指定制)
- 大人(18歳以上):3,800円〜(変動制)
- 中学生・高校生:2,800円
- 子ども(4〜12歳):1,800円
- 3歳以下:無料
- 障がい者割引:大人料金の半額
- フレキシブルパス(時間指定なし):12,000円
※現地購入は+200円/大人・障がい者価格は日ごとに変動
※詳細は公式予約サイトをご確認ください。
公開された5つの注目作品を一足先に体験!
Massless Amorphous Sculpture|泡が生む浮遊の彫刻空間

石鹸と水と空気──その3つの要素だけで構成された、重力から解放されたかのような空間。
ふわふわと漂う“泡の塊”に触れると、まるで雲に溶け込むように消えていく。
筆者自身もその中に“存在”として取り込まれたような、不確かな浮遊体の一部となる体験に、心を奪われました。

Morphing Continuum|秩序とエネルギーの連鎖

球体が空間の中で秩序的に動き、縦横のエネルギーを受けて大きく流れを変えていくインスタレーション。
自身もその場に“内在”しながら、生命的とも言える力のうねりを体感することができます。

Untitled(仮題)|触れることで“命”が変化する、京都ならではの作品

インタラクティブ作品として公開されたのが、花をモチーフとした壁面投影。
杜若に触れると枯れ、やがて新たな花が咲く──生と死を繰り返すその儚さに、京都らしい哲学性が垣間見えました。
季節により花の種類も変化するとのこと。

鳥道/The Eternal Universe of Words|映像空間で没入する書と生命

床・壁・天井がすべて映像に包まれ、万華鏡のように没入できる2つの映像作品。
数十万の鳥が群れを成して飛ぶ「鳥道」は、生命の集合体のような神秘性を感じさせ、
「The Eternal Universe of Words」は、空間に“書”が響き続けるインスタレーションとして、空間そのものが祈りに包まれるような時間を生み出していました。

呼応するランプの森|一筆書きでつながる光の軌跡

お台場の展示でも人気を博した「呼応するランプの森」が京都に登場。
ベネチアンガラスのランプに近づくと反応し、数学的に導かれた“光の道”が一筆書きのように展開されます。
上下左右すべてが鏡面になっており、まるで空中に浮かんでいるような体験ができました。

まとめ|本格オープンに向け、これからが本番
今回体験できたのは全体の約10%。今後数十点に及ぶ作品が展示される予定であり、
本施設の全貌はまだまだ“進化中”です。
10月7日(火)の開業に向けて、京都の新しいアートの磁場がどのように完成していくのか──今後の発表にも注目です!
チームラボ バイオヴォルテックス 京都 営業情報
- 名称:チームラボ バイオヴォルテックス 京都
- 所在地:京都市南区東九条東岩本町21-5
- オープン時期:2025年10月7日(火)
- 営業時間:9:00 – 21:00(最終入館 19:30)※変更の可能性あり
- 定休日:10.21(火)、11.04(火)、11.18(火)、12.02(火)、12.16(火) ※公式サイトを要確認
- 公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/
- ティザー動画:YouTubeリンク
あわせて訪れたい:チームラボの味覚体験「Vegan Ramen UZU Kyoto」


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写真・文・編集:京都のいちばんち編集部