京都ワンデイトリップ|舞鶴赤れんが倉庫とatickでレトロ&カルチャー旅

京都市内から特急や車で約1時間40分〜2時間。
海と山に囲まれた海端の舞鶴には、明治の面影を残す「赤れんが倉庫群」と、WOODY HOUSEが運営しBEAMS JAPANが監修した注目の複合施設「atick」があります。

レトロとカルチャーが交差する、ちょっと大人な日帰り旅。
のんびり過ごしたい週末にぴったりの舞鶴ワンデイトリップをご紹介します。

目次

明治の記憶が残る「舞鶴赤れんがパーク」

舞鶴港のほど近くに広がる「赤れんがパーク」は、明治〜大正期に建てられた旧海軍施設を活用した歴史エリア。
12棟のうち、8棟が国の重要文化財に指定されています。

  • 【舞鶴赤れんが博物館】:日本唯一のれんが専門博物館
  • 【舞鶴れんがまち美術館】:アートとの出会い
  • 【赤れんがカフェ】:倉庫内にある休憩スポット

フォトスポットとしても人気で、レンガの壁と空のコントラストが印象的。
建築好きにもたまらない、ゆったりとした時間が流れる場所です。

赤れんが越しの机と椅子だけで絵になります

ランチは「松栄館」で名物・海軍カレーを

舞鶴のご当地グルメといえば、旧海軍ゆかりの“海軍カレー”。

なかでもおすすめなのが、創業100年以上の老舞鶴料理店「松栄館」で頂ける 昔ながらのカレーライス

海軍カレイライス:1,000円(税込)

さらさらとしたルーは辛すぎず、誰でも食べやすい優しい味わい。
別添のじゃがいもにはバターが添えられ、簡素ながらもほっこりと心が温まります。

松栄館のある5号棟には、東郷平八郎の姿が!

松栄館が入っている「赤れんが5号棟」は、赤れんがイベントホールやカフェが入る歴史的建造物。
ここには、かつて日本海海戦を指揮した東郷平八郎元帥の等身大パネルも設置されていて、思わず足を止めたくなるインパクトがあります。

さまざまなイベントが行われる赤れんがイベントホール。この日はオフ日で、贅沢に空間を味わえました。

カレーを味わうだけでなく、軍港・舞鶴の歴史にもふれられるのがこの建物の魅力です。
写真を撮るなら、カレーと一緒に“東郷元帥”もぜひ。

右読みのカタカナ、昭和レトロ感たっぷりの「マイヅルプリン」

さらに、5号棟のカフェやショップでは『マイヅルプリン』が販売されており、ご当地スイーツとして人気です。次はこれを食べに来たい…と思わせてくれます(今回は写真だけパチリ📷)。

WOODY HOUSE運営、BEAMS監修の「atick」で舞鶴カルチャー体験

赤れんがパークから徒歩約3分。旧「文庫山学園」跡地をリノベーションした複合施設「atick」は、WOODY HOUSEが運営し、BEAMS JAPANが監修・協力したカルチャー発信拠点です。

海上自衛隊の軍隊パークにも隠れた表情を持つこの地で、現代的な感性がスルッと体験できる空間が広がっています。

出典:atick
  • 地元作家による雑貨・工芸品のセレクトショップ
  • ギャラリーやイベントスペース
  • カフェ・フードエリア
  • サウナやドッグラン、展望室なども現地で体験可能
外に出ると空気が抜けて素敵な庭園が

落ち着いた空間に海上の風が吹き抜け、「旅の往復」が特別な体験になります。

展望室からの眺め。この日は軍艦が停泊中でした。

カフェタイムは GOOD SOUND COFFE で海を見ながら

入り口から見える景色に、期待がぐんぐん高まる!

atickの中にあるカフェ「GOOD SOUND COFFE」も見逃せません。

窓一面に広がる舞鶴湾を望むロケーションが素敵。

海に面した大きな窓が開放感満点、舞鶴湿地の風景を一望できる素敵なロケーションです。

おすすめは、ふわふわのシュガードーナツと香り高いコーヒーのペアリング。
旅の終わりに、カルチャーと景色に包まれるような幸せな一時を。

モデルコース|京都から舞鶴の日帰り旅

時間帯内容
09:00京都駅出発(JRまたは車)
10:50JR東舞鶴駅着(特急まいづる)
11:20赤れんがパーク散策(駅からバスまたはタクシー)
12:30松栄館で海軍カレーランチ
14:00atickでショッピング・カフェタイム
15:30港をぶらり、写真タイム
17:00東舞鶴駅出発〜京都へ帰路へ

※本モデルコースは目安です。交通事情や混雑状況、現地での移動手段等により所要時間やスケジュールが変動する場合があります。

まとめ|“海の京都”で出会う、新しい時間

京都市内とはまた違う表情を見せてくれる「海の京都:舞鶴」。
赤れんがの歴史と、WOODY HOUSE運営・BEAMS監修の新しいカルチャー、そして海を真っ直ぐに感じられるカフェのくつろぎ。

ほんの少し足をのばすだけで出会える、日帰りですら十分な旅の感動が、舞鶴にはあります。

次の週末は、れんが色の街と海を歩く、舞鶴のレトロ旅へでかけてみませんか?

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