祇園祭の見どころの一つ、宵々山(7月15日)・宵山(7月16日)の夜。
京都の中心街、四条通・烏丸通周辺が歩行者天国となり、山鉾がライトアップされ、屋台が立ち並びます。
毎年大勢の人でにぎわうこの2日間は、まさに祇園祭のハイライト。
この記事では、歩行者天国の時間帯やエリア、交通規制、混雑回避のポイントなどをまとめてご紹介します。
目次
宵々山・宵山の日程と見どころ

- 宵々山(前祭):2025年7月15日(火・祝)
- 宵山(前祭):2025年7月16日(水)

この2日間は、18:00〜23:00頃にかけて歩行者天国が実施され、四条通・烏丸通を中心としたエリアで自由に歩き回れるようになります。
歩行者天国のエリアと時間帯

通り名 | 区間 | 規制時間(目安) |
---|---|---|
四条通 | 東大路〜堀川 | 18:00〜23:00 |
烏丸通 | 蛸薬師〜仏光寺通(交差点付近) | 18:00〜23:00 |
室町通、新町通 | 鉾町中心部 | 18:00〜23:00 |
西洞院通 | 一部区間 | 16:00〜23:00 |
※年によっては一部延長または変更される可能性があります。
宵山の屋台と雰囲気

宵々山と宵山の両日にかけて、四条通・烏丸通周辺に多数の屋台が登場します。金魚すくい・ベビーカステラ・かき氷などお祭りの定番グルメが並び、祇園囃子とともににぎやかな夜が演出されます。

混雑を避けるには?おすすめの立ち回り
- 地下鉄「五条駅」や「京都市役所前駅」利用が比較的スムーズ
- 四条駅・烏丸駅は最も混雑するため、入場規制がかかることも
- 17:30までに現地入りすると比較的スムーズに見学可能
後祭(7月21〜23日)との違い
後祭の宵山(7月21日〜23日)は、歩行者天国や屋台の出店は基本的にありません。落ち着いた雰囲気の中で山鉾をじっくりと眺めることができ、前祭とはまた違った魅力があります。
まとめ

祇園祭のクライマックスともいえる宵々山・宵山の歩行者天国は、京都の夏を感じる特別な2日間。
提灯の灯りに照らされた山鉾や、にぎやかな屋台、涼しげな浴衣姿の人々が彩る光景は、まさに“京の夏の風物詩”です。
2025年は平日と祝日が重なる日程のため、訪れる際は混雑を避けたスケジューリングをおすすめします。