紅葉シーズンの京都は例年大勢の観光客でにぎわいます。
今年は全国的に気温が高めの予想で、紅葉は平年より遅めに進む見込みです。
日本気象株式会社の予測では、京都の紅葉の見頃は12月12日頃、黄葉は11月28日頃とされています。
こうした中、奥嵐山に佇む「星のや京都」では、11月8日から12月7日まで限定で特別滞在プラン「奥嵐山の錦秋滞在」を提供。紅葉ピークと重なる時期に、静寂の中で贅沢に秋を満喫できる点が注目されています。
2025年 京都の紅葉予想|黄葉(イチョウ)の見頃もチェック
日本気象株式会社が9月2日に発表した「2025年紅葉・黄葉見頃予想(第1回)」によると、京都の紅葉は平年より遅れて進む見込みです。
項目 | 見頃予想日 | 平年差 | 平年値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
紅葉(モミジ) | 12月12日頃 | +7日(遅い) | 12月5日頃 | 例年より遅く進行 |
黄葉(イチョウ) | 11月28日頃 | +4日(遅い) | 11月24日頃 | 平年よりやや遅い |
この予想から、11月下旬から12月中旬が最も鮮やかな景観を楽しめる時期になりそうです。「奥嵐山の錦秋滞在」の後半(11月下旬~12月初旬)は、紅葉と黄葉が重なるベストタイミングになるでしょう。
星のや京都「奥嵐山の錦秋滞在」|3つの特等席で楽しむ紅葉
プランの大きな魅力は、紅葉を心ゆくまで味わえる3つの特等席です。

まずは、チェックイン後に案内される「空中茶室」。小倉山を正面に、大堰川にせり出すように造られた茶室で、抹茶と和菓子をいただきながら紅葉の始まりを楽しめます。

夜には、樹齢400年のオオモミジが広がる「奥の庭」で特別夕食「錦秋膳」。ライトアップされた庭園に包まれ、幻想的な紅葉狩りのひとときを過ごせます。


そして今年新たに加わったのが、専用屋形舟「翡翠」での朝食体験です。川面に映る紅葉を眺めながら「秋彩鍋」を味わう時間は、奥嵐山ならではの贅沢といえるでしょう。
紅葉と味わう夕食『錦秋膳』と朝食『秋彩鍋』

夕食の「錦秋膳」では、旬の真魚鰹を幽庵焼きに、車海老は蓑揚げに仕立て、香ばしさと華やかさを一皿に閉じ込めています。

朝食の「秋彩鍋」では、秋鱧や彩り豊かな野菜を出汁とともにいただき、体を温めながら一日をスタートできます。紅葉を眺めながら、舌でも秋を満喫できる構成です。
京都紅葉2025を楽しむコツ|混雑回避とおすすめ時期
京都の紅葉は、見頃を迎えると観光客で大変混雑します。2025年はやや遅めの進行予想のため、11月中旬~下旬に訪れれば色づき始めを静かに楽しむことができ、11月下旬~12月初旬は紅葉と黄葉の競演を一度に味わえます。
混雑を避けたい場合は、朝の早い時間や平日の滞在がおすすめです。夜間のライトアップや夕刻の時間帯も比較的落ち着いた雰囲気で過ごせるでしょう。
モデルプラン:奥嵐山+市内の紅葉名所
「奥嵐山の錦秋滞在」と市内観光を組み合わせれば、より充実した京都旅が叶います。
- 1日目:星のや京都チェックイン → 空中茶室で和菓子 → 奥の庭で特別夕食
- 2日目:屋形舟で朝食 → 嵐山・常寂光寺・天龍寺を散策 → 嵯峨野トロッコ列車 → 夜は清水寺や東山エリアのライトアップ
- 3日目:市内中心部(南禅寺・銀閣寺など)で紅葉散策
1日目は星のや京都にチェックインし、空中茶室で和菓子を堪能。夜は奥の庭で錦秋膳を味わいます。
2日目は屋形舟での朝食を終えた後、常寂光寺や天龍寺を散策。午後は嵯峨野トロッコ列車に乗れば、渓谷の紅葉が広がる絶景を楽しめます。夜には清水寺や東山エリアのライトアップを巡るのもおすすめです。
3日目は南禅寺や銀閣寺など、市内中心部の紅葉スポットを巡ってから帰路につく流れがスムーズです。
「奥嵐山の錦秋滞在」プラン概要

- 期間:2025年11月8日〜12月7日
- 料金:1名132,000円/2名165,000円(宿泊料別、税・サービス料込)
- 定員:1組2名
- 予約:公式サイトにて7日前まで受付
- 場所:星のや京都(京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2)
まとめ:紅葉シーズンの京都で、静寂を独占する贅沢な旅を
2025年の京都は紅葉が平年より遅めの予想。星のや京都の「奥嵐山の錦秋滞在」は、その時期に重なり、混雑を避けながら紅葉と秋の味覚を堪能できる特別な体験です。京都旅行の計画に、奥嵐山での贅沢な時間を加えてみてはいかがでしょうか。
※本記事はプレスリリースをもとに編集部が再構成しました。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。京都観光の予定にあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
編集・文:京都のいちばんち 写真:星野リゾート