京都観光は「見る」だけじゃない!私たちが旅のプロになる「ツーリストシップ」のススメ

美しいお寺や風情ある街並み、美味しい京料理に心躍る古都・京都。

世界中の人々を魅了するこの街は、訪れるたびに新しい発見がありますよね。

しかし、近年では観光客の増加に伴い、混雑による住民の生活への影響や、環境問題などが課題となる「オーバーツーリズム」が注目されています。

「せっかくの旅行なのに、人が多すぎてゆっくり見られなかった…」「混雑に巻き込まれて、なんだか疲れてしまった…」そんな風に感じた方もいるのではないでしょうか?

目次

ツーリストシップって何だろう?

そんな中、新しい旅のスタイルとして注目されているのが「ツーリストシップ」です。

これは「旅先との共存をはかり、配慮しながら交流を楽しむ姿勢や行動」のこと。

つまり、「観光客」としてただ楽しむだけでなく、訪れる地域の文化や暮らしを尊重し、持続可能な観光を意識する「旅のプロ」になろう!という考え方なんです。

「難しそう…」と感じた方もいるかもしれませんね。でも、大丈夫!具体的な行動は、意外と身近なことばかりなんです。

たとえば、

  • 街のゴミは持ち帰る
  • 地元の人に笑顔で「こんにちは」と挨拶する
  • 混雑する時間帯を避けて観光する
  • お土産は地元の商店や工房で買う

など、ちょっとした心遣いでできることばかり。

こうした小さな行動が、京都の美しい風景や文化を守り、地元の人々との素敵な交流を生み出すことにつながるんです。

観光客も地元の人も笑顔に!「ツーリストシップ検定」が誕生

そんな「ツーリストシップ」を広めるために、この度「ツーリストシップ検定」がスタートしました。この検定では、持続可能な観光について学び、旅のプロフェッショナルとしての知識を身につけることができます。

「京都のオーバーツーリズムをどうにかしたいけど、何をすればいいか分からない…」そう思っている方も、検定を通じて具体的な方法を学ぶことで、一歩を踏み出すことができます。

検定で学ぶ「ツーリストシップ行動集」は、京都に観光に来る方だけでなく、地元に住んでいる私たちにも気づきを与えてくれる内容が盛りだくさん!例えば、「公共交通機関を利用して観光地を巡る」ことは、混雑緩和に繋がるだけでなく、車窓から京都の街並みをゆっくり楽しむ素敵な時間になりますよね。

私たち一人ひとりの行動が、未来の京都を創る

今回の検定は、「観光地」としての京都の魅力を守るために、私たち一人ひとりができることを考える、良いきっかけになるのではないでしょうか。

「もっと京都を好きになりたい」「地元をもっと知りたい」「訪れるたびに、より深く京都を感じたい」

そんな思いを持つあなたにこそ、「ツーリストシップ」という新しい京都観光のカタチをぜひ知ってほしいと思います。観光客の皆さんは、検定を通じて身につけた知識を活かし、京都での旅がより特別なものになるはず。そして地元に住む私たちは、地元の魅力を再発見し、新しい視点で京都の街を楽しめるようになるでしょう。

旅行者と住民が手を取り合って、持続可能な観光を実現する未来への第一歩。私たちと一緒に、これからの京都を、もっと愛される街にしていきませんか?

「ツーリストシップ検定」とは

「ツーリストシップ行動集」を活用した2種類のオンライン検定プログラム

インプット(講義)とアウトプット(対話と実践)を一体化した体験型の学びを重視しているそう。

◆ツーリストシップ検定 

 ・コンテンツ:講義2回+ワークショップ1回+試験修了(全てオンライン)

 ・ターゲット:観光に関わる大学関係者・企業・自治体職員、また旅行を愛するすべての方

 ・価格:16,500円(税込)

◆ツーリストシップアンバサダー検定 ※実践・発信コース

 ・コンテンツ:講義3回+ワークショップ3回+試験で修了(全てオンライン)

 ・ターゲット:観光の専門職の方、地域と旅行者をつなぐ存在として活動したい方

 ・価格:38,500円(税込)

<申込方法>

検定やツーリストシップ行動集に関する詳細、お申し込みは公式ページよりご確認ください。

まとめ

  • ツーリストシップ:旅先との共存をはかり、配慮しながら交流を楽しむ姿勢や行動のこと。
  • ツーリストシップ検定持続可能な観光について学び、旅のプロになるための検定。
  • オーバーツーリズム京都観光における、観光客の増加によって発生する様々な問題。

この記事を読んで「ツーリストシップ」に興味を持った方は、ぜひこの機会に検定にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。公式サイトで詳細をチェックしてみてください!

文・編集:京都のいちばんち編集部 写真:PR TIMES

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次