京都の夏を彩る定番スイーツといえば、やっぱりかき氷。
でも、2025年の京都ではそのイメージがどんどん進化しています。
今年のキーワードは、「通年楽しめる専門店」「伝統素材×新食感」「デザート化の加速」。
老舗の知恵と現代の技術が出会う京都のかき氷は、まさに五感で味わうアートです。
本記事では、2025年に注目を集めている人気かき氷店を厳選して10店舗ご紹介。
王道の抹茶から、和素材、豪華スイーツ系まで、“今食べたい京都のかき氷”を網羅しました!
🍧 2025年・京都かき氷のトレンドは?
1. 通年営業の専門店が注目の的
2025年4月に梅小路エリアに誕生した「京都氷屋 万年雪」は、通年営業のかき氷専門店。季節ごとに変わる創作メニューが人気を呼び、かき氷は今や“夏だけ”ではないスイーツへと進化中です。
2. 伝統素材の再発見
白味噌・豆腐・黒豆きな粉・甘酒など、京都らしい和素材を使った大人向けのかき氷が多数登場。「京の氷屋 さわ」では白味噌とチーズクリームを合わせたメニューも。
3. エスプーマ&ふわふわ系の進化
炙りエスプーマや綿菓子のような氷など、食感とビジュアルが進化。職人技で削られたふわふわ氷と、泡状のクリームの組み合わせが新しい定番に。
4. ご褒美スイーツ化が加速
かき氷の“パフェ化”も進行中。「長楽館 氷菓」では洋酒やムース、サバランを使った高級感あふれる氷が登場。
京都の最新かき氷おすすめ10選
1. 茶寮 和香菜(祇園)

「炙る抹茶エスプーマかき氷」 1,480円
ふわふわの抹茶エスプーマをバーナーで炙った新感覚かき氷。表面は香ばしく、中はとろけるような口どけ。祇園の町並みに溶け込む和空間でいただく贅沢な一杯。
2. 京氷菓 つらら(西ノ京)

画像出典:Leaf KYOTO
削りたてのふわふわ氷と、旬のフルーツソースで人気のかき氷専門店。定番のいちごミルクや、みかん・ピスタチオなど20種類以上が季節ごとに入れ替わります。
京氷菓つらら 店舗詳細は3. 京の氷屋 さわ(上京区)

画像出典:Leaf KYOTO
白味噌や酒粕、チーズクリームなどを使用した“和×創作”かき氷が人気。甘さ控えめの素材感と丁寧な盛り付けで、大人にこそおすすめしたい逸品がそろいます。
京の氷屋 さわ 店舗詳細は4. COCO KYOTO(中京区)

画像出典:食べログ
ビーントゥバーのチョコ専門店が手がける濃厚チョコかき氷。ピスタチオやキャラメルソースとの相性も抜群で、甘党ゴーラーから絶大な支持を集めています。
COCO KYOTO 本店 店舗詳細は5. 二條若狭屋 寺町店(寺町二条)

画像出典:Leaf KYOTO
代表的なメニュー「彩雲」は、ふわふわの氷に季節ごとに異なる5種のシロップを掛けて楽しむ、寺町店限定のかき氷。老舗和菓子店ならではの繊細な味わいで、器や盛りつけにも老舗の美意識が光ります。
二條若狭屋 寺町店 店舗詳細は6. 京都氷屋 万年雪(梅小路)

画像出典:るるぶ&more
【2025年4月オープン】
天然氷と最新の初雪機を使った新店。通年営業で、レモン・金柑・酒粕など個性派メニューが人気。「泡沫のれもん」(1,680円)は見た目も爽やかでSNS映え◎
7. 長楽館 氷菓(東山)

画像出典:長楽館
洋館カフェで提供される、もはやパフェと呼びたくなる高級かき氷。ピスタチオ×チェリー、フランボワーズ×サバランなど、“映える”だけでなく味も本格派。
長楽館 店舗詳細は8. 茶匠 清水一芳園 京都本店(東山)

画像出典:食べログ
抹茶エスプーマかき氷のパイオニア的存在。泡のような軽い食感と、濃厚な宇治抹茶の香り高さが魅力。ほうじ茶バージョンもあり、通年で楽しめます。
茶匠 清水一芳園 京都本店 店舗詳細は9. 菓寮 伊藤軒 本店(伏見)

画像出典:Leaf KYOTO
「まるごとメロン雪山」1,980円
果肉入りのメロンシロップと、自家製メロンジュレが贅沢にのった「まるごとメロン氷」は、まさに旬のご褒美スイーツ。大ぶりにカットされたフレッシュメロンと、ふわふわ氷の相性が抜群で、ボリュームも映え度も満点。果実感たっぷりで、暑さを吹き飛ばす一杯です。
10.MACCHA HOUSE 抹茶館(祇園)

画像出典:公式Instagram
人気の宇治抹茶ティラミスをそのままかき氷に仕立てた限定メニューも登場。京都らしい風情ある町家で味わう“和洋折衷スイーツ”として観光客に好評です。
MACCHA HOUSE 抹茶館 京都祇園四条 店舗詳細はモデルコース例:かき氷で巡る京都旅
午前:祇園で「茶寮 和香菜」「抹茶館」で抹茶尽くし
午後:西ノ京「つらら」→上京「さわ」→梅小路「万年雪」で食べ比べ
おやつ時:東山の「長楽館」で贅沢スイーツ氷を締めに
まとめ|“京都らしさ”が詰まった進化系かき氷を楽しもう
2025年の京都かき氷は、“冷たい和菓子”を超えた存在に。
抹茶の深み、和素材の個性、エスプーマの口どけ、通年での多彩な展開——すべてが、京都という土地の文化と職人技から生まれています。
ぜひ、今だけの旬と技を味わう一杯を求めて、京都の街を歩いてみてください。
“推しかき氷”との出会いが、夏の旅をもっと特別なものにしてくれるはずです。