【2026年丙午】京都の午年ゆかりの神社仏閣6選|馬の神事・開運グルメ・干支詣完全ガイド

上賀茂神社|神馬

2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。 かつては迷信もありましたが、現代において午(馬)は「飛躍」「勝負運」「健康」を象徴する、非常にエネルギーの強い干支。

1200年の歴史を持つ京都には、全国でも珍しい「馬」を祀る神社や、迫力満点の馬神事が今も息づいています。

本記事では、2026年に絶対に訪れたい京都の社寺から、参拝後に立ち寄りたい開運グルメ、効率的なモデルコースまで、丙午の運気を味方につけるための「干支詣(えとまいり)」のすべてをまとめました。

目次

2026年「丙午」とは?京都で干支詣をする意味

上賀茂神社 午 干支
上賀茂神社の立砂(たてずな)と細殿(ほそどの)

「丙(ひのえ)」は火の兄、「午(うま)」も火の属性を持ちます。2つが重なる2026年は、「情熱とエネルギーが溢れ、物事がスピーディーに前進する年」
京都の街に点在する「馬」の象徴を巡ることは、その力強い運気を自分のものにし、新しい一歩を踏み出すための絶好のアクションです。

【絶対外せない】午年に行くべき「京都三社」

① 上賀茂神社|白馬に祈り、邪気を払う

上賀茂神社|国宝本殿
国宝 本殿・権殿(画像出典:上賀茂神社公式サイト

世界遺産・上賀茂神社は「競馬(くらべうま)発祥の地」。正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と呼ばれる、京都最古の神社のひとつ。国宝2棟、重要文化財41棟を誇り、世界遺産に登録されています。

上賀茂神社|白馬奏覧神事
年の初めに白馬(青馬)を見ると一年の邪気が祓われるという故事に由来する「白馬奏覧神事」。
(画像出典:上賀茂神社公式サイト

2026年の注目:1月7日(水)10時〜 白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ) 
年の初めに白馬(あおうま)を見ると1年の邪気が払われるという平安時代からの宮中行事を継承しています。神前(しんめ)に七草粥を供え、神馬を曳いて大豆を与える御馬飼の儀(みまかいのぎ)が行われます。
正午、午後1時、2時、3時の「牽馬(ひきうま)の儀」では、神馬が橋殿の周りを3周して楼門前へお参り。境内をゆっくりと進み、参拝者に幸せを運びます。

大神様にお供えしたお米と、七草、お餅が使用されている「厄除 七草粥」1杯500円

また、当日は境内にて「厄除七草粥」のふるまいが行われます。(有料、10時頃〜無くなり次第終了)

  • アクセス:市バス「上賀茂神社前」すぐ
  • 参拝メモ:日曜・祝日には神馬「神山号(こうやまごう)」に出会えることも。直接ニンジンをあげる体験は、午年の最高の開運体験になります。
  • 公式サイト上賀茂神社

② 下鴨神社|干支の守護神「言社」へ挨拶

下鴨神社|言社(午)
十二支それぞれの守護神を祀り、午(うま)年生まれを守るお社があります。

広大な糺の森に抱かれた下鴨神社には、十二支をご祭神とする「言社(ことしゃ)」があります。午年生まれの守り神が祀られており、干支詣の定番スポットとして親しまれています。

下鴨神社|騎射流鏑馬神事
毎年5月3日には「騎射流鏑馬神事」が糺の森で行われ、武士文化の名残を今に伝えています。
(画像出典:下鴨神社公式サイト

2026年の注目:5月3日(日)流鏑馬神事
葵祭の前儀として行われる、新緑の中を駆け抜ける騎射。新緑の森と勇壮な神事が重なる、京都らしい一日を体感できます。

  • アクセス:京阪・叡山「出町柳」徒歩約10分
  • 参拝メモ:午年生まれの方はもちろん、2026年の「年神様」への挨拶として、午の社への参拝は欠かせません。
  • 公式サイト下鴨神社
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③ 藤森神社|勝負事の聖地で「飛躍」を誓う

藤森神社|本殿
勝運と馬の社「藤森神社」(画像出典:藤森神社公式サイト

「馬の神社」として全国の競馬ファンや騎手も参拝に訪れる聖地。勝負運のご利益で知られています。午年の活気を肌で感じられる場所のひとつです。

藤森神社|駈馬神事
駈馬保存会により、13時と15時にの2回、境内南参道の馬場にて執り行われる「駈馬神事」。
(画像出典:藤森神社公式サイト

2026年の注目:5月5日(火)「駈馬神事」(かけうましんじ) 
馬上で逆立ちをしたり文字を書いたりする「乗り役」の妙技は圧巻。丙午のエネルギーを象徴する勇壮な神事です。

  • アクセス:JR奈良線「JR藤森」徒歩約5分/京阪「墨染」徒歩約7分
  • 参拝メモ:観覧目的なら早めの到着が安心。通常参拝は午前中が比較的落ち着きます。
  • 公式サイト藤森神社

【深掘り】歴史の背景を知ればもっと響く。馬の由来を持つ名社

貴船神社|私たちが書く「絵馬」のルーツを辿る

貴船神社
「絵馬」発祥の地。雨乞いに黒馬、止雨に白馬を捧げた歴史があり、境内の馬像は必見です。

今では全国どこの神社でも見かける「絵馬」ですが、その発祥の地とされるのがここ貴船神社です。
古来、歴代天皇は干ばつの時には「黒馬」を、長雨の時には「白馬」を奉納して祈願していました。しかし、生きた馬を献上し続けることは容易ではなく、次第に「馬の像」や「板に描いた馬の絵」で代用されるようになったのが絵馬の始まりです。

2026年の楽しみ方:本宮の休憩所近くには、この由来を象徴する「黒馬・白馬」の像が並んでいます。丙午の年に、改めて「願いを届ける作法の原点」に触れながら絵馬を奉納するのは、非常に特別な体験になるはずです。

  • アクセス:叡山電車「貴船口」徒歩30分/京都バス「貴船」徒歩5分
  • 参拝メモ:市内中心部の混雑を避け、自然の中で静かに干支詣をしたい人におすすめの一社です。
  • 公式サイト貴船神社

⑤ 豊国神社|天下人・秀吉の「出世馬」にあやかる

豊国神社
豪華絢爛な桃山文化を伝える国宝の唐門。そこには躍動感あふれる馬の彫刻も施されており、一見の価値があります。
(画像出典:京都観光Navi

豊臣秀吉公(太閤さん)を祀るこの神社は、まさに「大逆転」と「飛躍」の聖地です。
戦国時代、馬は武士にとって最大の武器でありステータスでした。足軽から天下人へと駆け上がった秀吉は、多くの名馬と共に数々の戦を制しました。また、境内にある「唐門(国宝)」には、非常に精巧な馬の彫刻が施されており、その躍動感は見る者を圧倒します。

2026年の楽しみ方:秀吉の馬印である「千成ひょうたん」をモチーフにした絵馬に、丙午の「飛躍」の願いを書き込んでみましょう。勝負運だけでなく、仕事運や出世運を願うビジネスパーソンにおすすめのスポットです。

  • アクセス:京阪電車「七条」徒歩約10分/市バス「博物館三十三間堂前」徒歩約5分
  • 参拝メモ天下人・秀吉の「出世馬」にあやかる 豊臣秀吉公を祀るこの神社は、馬と共に戦国を勝ち抜いた「飛躍」の象徴。丙午の年に、自らのキャリアの飛躍を願う参拝におすすめです。
  • 公式サイト豊国神社

⑥ 松尾寺(舞鶴)|西国三十三所唯一の「馬頭観音」に守られる

松尾寺
西国三十三所巡礼で唯一、馬の守護仏を祀る松尾寺。丙午の年の旅路を見守ってくれる存在として親しまれています。
(画像出典:西国三十三所 巡礼の旅

少し足を伸ばして、京都府北部の舞鶴市にある松尾寺(まつのおでら)へ。ここは全国的にも珍しい馬の守護仏を祀るお寺です。
ご本尊の「馬頭観世音菩薩」は、頭上に馬の頭を戴いた姿をしています。馬が草をむさぼり食べるように、人間の煩悩を食べ尽くし、災難を払ってくれると信仰されてきました。かつては農耕馬や軍馬の守護仏でしたが、現代では「旅の安全」や「交通安全」の仏様として厚く信仰されています。

2026年の楽しみ方:馬頭観音は現代では「旅の安全」や「交通安全」の仏様として広く親しまれています。丙午の年に、ツーリングやドライブ、あるいは人生という長い旅路の無事を願って手を合わせるのも、この年ならではの有意義な参拝の一つといえるでしょう。

  • アクセス:JR舞鶴線「東舞鶴」駅から車で約25分/舞鶴若狭自動車道「舞鶴東」ICから約15分
  • 参拝メモ:西国三十三所唯一の「馬頭観音」。旅の安全や交通安全を願う、午年のドライブ参拝におすすめです。
  • 公式サイト松尾寺

参拝の合間に味わう「午年ゆかり」の縁起物

神馬堂(じんばどう)の「やきもち」:上賀茂神社門前

江戸時代創業の老舗。名物の「やきもち」は、神馬の名を冠した看板商品。参拝後の食べ歩きに◎。

神馬堂|外観
店名に「神馬」を冠する、上賀茂神社門前の老舗
神馬堂|やきもち
名物「やきもち」は、売り切れ必至の逸品
  • アクセス:京都市営バス「上賀茂神社前」停留所からすぐ
  • 営業時間
    • 月・木・金・土・日・祝日:7:00〜16:00
    • 火:7:00〜12:00
  • 定休日:水曜日
  • 詳細はこちら

さるやの「申餅(さるもち)」:下鴨神社境内

「はねず色」のお餅は、無病息災を願う神聖なもの。午年の言社(守護社)を参拝した直後にいただく、心身を整える一服です。

さるや|外観
下鴨神社の境内、糺の森の中にある茶店
さるや|申餅(さるもち)
葵祭の期間中に食べると、一年間健康に過ごせるといわれる「申餅」
  • アクセス:市バス「下鴨神社前」下車すぐ/京阪「出町柳」駅下車、徒歩約13分
  • 営業時間:10:00~16:30
  • 詳細はこちら

【2026年・飛躍のルート】午年の開運1DAYモデルプラン

馬神事の熱気と、静かな祈りの時間を両立させた理想的な巡り方をご提案します。

9:00|上賀茂神社
早朝の清々しい空気の中、神馬「神山号」に挨拶。白馬奏覧神事(1/7)や賀茂競馬(5/5)の舞台となる馬場を歩き、丙午のエネルギーを体感。

10:30|門前の「神馬堂」へ
午前中に売り切れることの多い「やきもち」を手に取り、歴史の余韻を味わう。

12:00|下鴨神社(糺の森)
森の参道を歩き、自身の干支や、年の守護神を祀る「言社」へ。5月3日にはここで流鏑馬が披露されます。

14:00|貴船神社
「絵馬発祥の社とされる貴船神社」の奥宮まで足を伸ばし、水神と馬の深い関わりに触れながら、2026年の抱負を絵馬に託す。

16:00|豊国神社
最後に、天下人・秀吉の出世物語になぞらえ「飛躍」「出世」を願う人が多い社へ。唐門の躍動的な馬の彫刻を眺め、一日の参拝を飛躍の誓いで締めくくる。

ゆとりを持ちたい場合は、貴船神社か豊国神社のどちらかを別日に回すのもおすすめです。

2026年・馬神事カレンダー(1月〜5月)

日程場所行事名
1月1日〜下鴨神社初詣・言社参拝
1月7日(水)上賀茂神社白馬奏覧神事
5月1日(金)上賀茂神社賀茂競馬 足汰式
5月3日(日)下鴨神社流鏑馬神事
5月5日(火)藤森神社駈馬神事
5月5日(火)上賀茂神社賀茂競馬

※5月以降の行事は、2025年までの開催実績に基づく“例年の日程”です。2026年の正式な日程・時間は、必ず各神社公式サイトや京都市公式観光情報で最新情報を確認してください。

まとめ:丙午の京都は、飛躍の一年への入り口

2026年・丙午の京都は、馬の蹄の音が響き渡るような活気に満ちた一年になります。 神社の神聖な空気に触れ、その土地の開運グルメを味わう。そんな五感で楽しむ干支詣は、あなたの2026年をより力強く、飛躍的なものにしてくれるはずです。


※本記事は公表情報をもとに編集部が再構成しました。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。京都観光の予定にあわせて、ぜひ参考にしてみてください。

編集・文:京都のいちばんち

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