京都屈指の観光スポット・高台寺の境内に佇む「French café CHASEN 高台寺」。観光の合間に立ち寄れるカフェレストランとして人気を集めています。
今回は、京都らしいランチと、この店自慢の抹茶スイーツを実際に体験してきました。
京都ランチにおすすめ「旬魚の西京焼き 半熟卵添え」

ランチに選んだのは「旬魚の西京焼き 半熟卵添え」(1,980円)。
西京味噌でふっくらと焼き上げられた旬魚は香ばしく、やさしい甘みが広がります。小鉢に並ぶおばんざいは、どれも素朴で素材を活かした味付け。味噌汁も出汁が効いていて、ほっとする京都らしい一品です。観光地の真ん中でありながら、バランスの取れた健康的なランチを堪能できました。
京都で話題の抹茶スイーツ「お抹茶玉手箱スイーツ」

食後には「お抹茶玉手箱スイーツ」(1,980円)を注文。
テーブルに運ばれてきた瞬間、白い煙がもくもくと立ちのぼり、まるで玉手箱を開けるような演出に驚かされます。




桐箱の蓋を開けると、中には8種類のスイーツがぎっしり。お抹茶パフェ、抹茶ティラミス、抹茶ゼリー、白玉小豆モナカ、パンナコッタ果物添え、わらび餅、抹茶トリュフ、半兵衛よもぎ生麩と、抹茶を中心に、多彩なスイーツを少しずつ楽しめる贅沢なセットです。
さらに注目すべきは、使用している抹茶。
宇治茶ブランドを支える老舗「丸利吉田銘茶園」の茶葉が使われています。園主・吉田利一さんは十六代目で、農林大臣賞をはじめ数々の受賞歴を誇る生産者。吉田さんのお茶は純粋な100%宇治茶で、国内茶葉全体のわずか約3%しかない貴重な存在です。
「茶筅」では、この希少な宇治抹茶を蔵出し直送で仕入れ、抹茶スイーツの素材として提供。生産者の心意気が感じられる“ほんまもんの宇治茶”を、京都らしいスイーツとして味わえるのも大きな魅力でした。
高台寺からの絶景とともに楽しむ贅沢な時間

店内の窓やテラスからは、八坂の塔や遠くの京都タワーを望むことができます。京都らしい景色を眺めながらランチや抹茶スイーツを味わえるのは、この立地ならでは。

お店を出てすぐ横の階段を降りると、そこは二年坂。産寧坂にもつながる道で、観光にも便利な場所です。それでいて、店内は落ち着いた雰囲気に包まれており、静かに食事を楽しめるのも魅力でした。
あわせて訪れたいおすすめ情報:
店舗概要

- 店舗名:French café CHASEN 高台寺
- 住所:京都市東山区高台寺下河原町526
- 営業時間:11:00〜21:00
- 定休日:不定休(公式サイトをご確認ください)
- 公式サイト:https://kodaiji-chasen.amebaownd.com
アクセス
- 京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約10分
- 阪急電車「京都河原町駅」から徒歩約12分
- 市バス「東山安井」停留所から徒歩約7分
- 高台寺の境内に位置しており、清水寺や八坂神社からも徒歩圏内
まとめ:高台寺で京都ランチと抹茶スイーツを楽しむ特別なひととき
「French café CHASEN 高台寺」では、西京焼きやおばんざいを取り入れた京都ランチと、SNSでも話題の抹茶スイーツを一度に楽しめます。高台寺への参拝はもちろん、二年坂や産寧坂への観光の合間に立ち寄るのにぴったりのお店でした。
※本記事は編集部が実際に訪問・体験した内容をもとに紹介しています。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください。京都観光の予定にあわせて、ぜひ参考にしてみてください。